スター・ツアーズ
テンプレート:ウィキプロジェクトリンク テンプレート:ウィキプロジェクトリンク テンプレート:Portal ディズニー スター・ツアーズ (Star Tours)は、ディズニーパークにあるフライトシミュレータ型アトラクションの一つ。映画『スター・ウォーズ・シリーズ』(旧三部作)を元にしている。
目次
このアトラクションが存在するパーク
かつて存在していたパーク
上記パークは全て「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」にリニューアルされた。
概要
- このアトラクションは、画面の動きに合わせてライドが上下左右に動くことによって、実際に飛んでいるかのような感覚になることができるレディフュージョン社製のフライトシミュレーターを応用させたアトラクションである。
- 映画『スター・ウォーズ・シリーズ』の旧3部作が元になっており、アトラクション中にも同映画に登場した惑星や機体が多数登場する。搭乗待機中にアトラクション内で流されている映像の一部には映画から流用されたものもある。ただし、アトラクション本編の映像はカットの入らないワンカットの主観映像であるため映画からの流用はなく、全て本アトラクションのための完全な撮り下ろしである。
ストーリー
時代は、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の後。帝国軍残党と新共和国軍の争いは完全には終了していないものの、概に平和な時代となっていた。星間旅行会社「スター・ツアーズ社」は「エキゾチックなエンドアの聖なる月へのツアー」を企画した。
ゲストは、このエンドアへのツアーに参加する。搭乗口までの通路では、フライトに使用される宇宙船「スタースピーダー3000」と同型の機体や、整備に明け暮れるドロイドたちの姿を見ることができる。その中には、第3デス・スター攻撃作戦に先立ち、トラブルを避けるためハン・ソロ将軍の提案でスター・ツアーズ社に貸し出されていたC-3POやR2-D2の姿もあった。
ゲストが搭乗したスタースピーダー3000のパイロットはRX-24(通称「キャプテン・レックス」)、ナビゲーターはR2-D2。銀河系条例で定められているシートベルトの装着確認が済むと、いよいよエンドアへ向けてスタースピーダー3000が動き出す。しかし、スタースピーダー3000は宇宙港内で間違ったレーンへと進み、ドアを突き破り、危うく壁に激突しそうになる。その後も、目的地である惑星エンドアの聖なる月を通り過ぎたり、彗星の内部へと突入したりとトラブル続き。
R2-D2が自分も戦闘に加わるためにワープ座標を変更したため、とうとう帝国軍残党と新共和国軍との戦闘宙域に迷い込んでスター・デストロイヤーのトラクター・ビームに捕獲されてしまうが、新共和国軍の攻撃によってトラクター・ビームから逃れる事に成功。この戦闘宙域では建造中の第3デス・スターへの攻撃が今まさに始まろうとしていた。新共和国軍のXウイング戦闘中隊長が言ったコールサイン「RED-24」をRX-24と聞き間違えたため、Xウイングに続いてキャプテン・レックスの操縦するスタースピーダー3000も第3デススターのトレンチへと進入。レックスの援護射撃を受けたXウイングは排熱ダクトにプロトン魚雷を投下した後、撤退。第3デス・スターは爆発したのだった。
スタースピーダー3000は何とか無事に宇宙港へ帰ってくるも、キャプテン・レックスは、またもや壁に衝突する寸前で、スタースピーダー3000を停止させる。「全て予定通り」とうそぶくキャプテン・レックスがシャッターの影に消えて行き、何が起こったか知らないC-3POが旅行者たちへねぎらいの言葉をかけると下船の扉が開く。
登場キャラクター
- キャプテンレックス (RX24)(声優:ポール・ルーベンス)
- ドロイド。RX24。ゲストが搭乗するスタースピーダー3000を操縦する。
- R2-D2
- ドロイド。スター・ツアーズ社に派遣中で、ゲストが搭乗するスタースピーダー3000のナビゲーターを勤めている。
- C-3PO (声優:アンソニー・ダニエルズ)(日本語吹き替え:野沢那智)
- ドロイド。スター・ツアーズ社に派遣中で、案内係を勤めている。
- ズズィーックス (Zzzzyxxx)
- スター・ツアーズ社の管制官。宇宙港の出口で働いており、ゲストの特徴を元に話しかけてくる。
- レッド・リーダー (スティーヴ・ゴーリー)
- Xウィング戦闘中隊(レッド中隊)のリーダー。
- スティーヴ・ゴーリーは、インダストリアル・ライト&マジックの特殊効果スタッフで、カメオ出演している。
各施設の紹介
ディズニーランド(アナハイム)
テンプレート:節スタブ テンプレート:アトラクション (WDPR) スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニューへのリニューアルのため2010年7月27日に終了した。 そして、スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニューは2013年5月7日にオープンした。 テンプレート:-
ディズニー・ハリウッド・スタジオ(フロリダ)
テンプレート:節スタブ テンプレート:アトラクション (WDPR) フロリダの「スター・ツアーズ」は、開業日は東京よりも遅く、1989年12月15日にオープンした。
スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニューへのリニューアルのため2010年9月8日に終了した。 テンプレート:-
東京ディズニーランド
テンプレート:アトラクション (TDR) 東京ディズニーランドの「スター・ツアーズ」は、1989年7月12日にオープンした。開業当時の宣伝文句は「宇宙解禁」だった。オープン日当日に行われたオープンセレモニーには映画『スター・ウォーズ』を監督・指揮したジョージ・ルーカスも来日し、出席した。オープン当初は2〜3時間待ちが当たり前で、アトラクションの建物の外にも長蛇の列ができることが多かった。
キャビンは全部で6機(乗り場は入り口から見て左右に3機ずつ)あるが、全てが稼動するのは混雑時のみで、閑散期は2〜3機を動かすことで足りていた。
アトラクション入り口から乗り場までの待ち列は、ドロイドが作業していたり、仕事をサボっていたり、C-3POが案内をしていたりと、凝った作りとなっている。
以前はパナソニックとスポンサー契約していたが、2009年4月15日より『モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”』の提供を開始した為、スポンサー契約を終了。スター・ツアーズ自体はその後も運用された。 『スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー』へのリニューアルにより、2012年4月1日を最後に営業を終了した。また、リニューアル後にはディズニー・ファストパスも運用されている[1]。 テンプレート:-
ディズニーランド・パリ
テンプレート:アトラクション (WDPR) スター・ツアーズ (Star Tours)は、映画「スター・ウォーズ」シリーズをモチーフにした、ライドシミュレーター型アトラクション。
施設の外観は、レトロフューチャーデザインを採用しているため東京ディズニーランドなどと大きく異なるが、内容は、他のパークの同名アトラクションとほぼ同内容。エントランス手前にはXウイングのオブジェが設置されている。 テンプレート:-
特記事項
- 東京ディズニーランドの「スター・ツアーズ」の建物の屋根にはスポンサーであるパナソニック株式会社のブランドの一つである“Panasonic”のロゴが入ったパラボラアンテナ(本当に使われているわけではない)が、スポンサーを撤退した後もいまだに設置されている。また「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」にリニューアルする際も、パナソニックの文字を消さずにパナソニックの文字を塗り直してもう一度設置された。
- ディズニー・ハリウッド・スタジオ(ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート)のキャプテン・レックスには、「Warning! Remove before Flight」(警告:出発前に撤去すること)と書かれたタグが付けられている。
- 序盤、倉庫内での墜落を免れるシーンで、ディズニーランドの「スター・ツアーズ」の前のアトラクションである“Adventure Thru Inner Space”(直訳:宇宙内部の冒険)の乗り場に置かれた巨大顕微鏡を一瞬だが、見ることができる。
- スクリーンの映像とライドの挙動は、乗り物酔いを防ぐため意図的にタイミングを微妙にずらしてある。
- 映像中の最後のスタースピーダー3000が急ブレーキをかけるシーンでしゃがみ、後に電話をかける男性はジョージ・ルーカスである。
- プレショーのアナウンスで「駐車中のTHX-1138はすぐに車を移動させなさい」とルーカス作品のパロディを聞くことができる。
- クライマックスでスタースピーダー3000がレッド・リーダーの援護をするのは、「レッド24、レッド30、行くぞ!」という指示を「RX-24(パイロットドロイドの型式番号)、レッド30、行くぞ!」とレックスが聞き間違えたため。
脚注
- ↑ 2011年11月16日付けオリエンタルランド社広報 東京ディズニーランドアトラクション「スター・ツアーズ」が全面リニューアル「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」2013年春オープン