ジム・フューリク
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ジム・フューリク(Jim Furyk, 1970年5月12日 - )は、アメリカ・ペンシルベニア州出身のプロゴルファー。2003年の全米オープンゴルフ優勝者である。世界ランキング自己最高位は2位。(本記事は新聞の一般表記に基づき「フューリク」で記述するが、「フューリック」と表記されることも多い。)
プロフィール
1992年にプロ入り。1995年の「ラスベガス招待選手権」でPGAツアー初優勝。
2001年8月最終週の世界ゴルフ選手権第2戦「NEC招待選手権」では、最終日にタイガー・ウッズと7ホールに及ぶ長いプレーオフを戦った。7ホール目をウッズが制して、同大会に3連覇を達成したが、フューリクの粘り強さも高い評価を受けた。それから2年後、2003年の全米オープンでメジャー大会初優勝を達成。パー70の「オリンピア・フィールズ・ゴルフクラブ」で、8アンダーパー(-8, 272ストローク)の大会タイ記録で優勝した。この年は8月の「ビュイック・オープン」でも勝ち、自身初の年間2勝を挙げている。
2004年のシーズンが始まって間もなく、左手首の手術により5ヶ月間を棒に振る。それを乗り越え、全米オープンの大会前年優勝者としての出場にはどうにか間に合ったが、この年はPGAツアーで優勝できなかった。2005年7月の「ウエスタン・オープン」で2年ぶりのツアー優勝を果たし、ようやく復活を印象づけた。2005年の「ダンロップ・フェニックス選手権」にも9年ぶり2度目の出場をしたが、最終順位は3位に終わった。2006年度は、5月第1週の「ワコビア選手権」と9月第2週の「カナディアン・オープン」で優勝している。カナディアン・オープンでの優勝により、フューリクは世界ランキングを自己最高の2位に上げた。
ツアー優勝歴
PGAツアー
- 1995年:ラスベガス招待
- 1996年:ハワイアン・オープン
- 1998年:ラスベガス招待
- 1999年:ラスベガス招待
- 2000年:ドラール・ライダー・オープン
- 2001年:メルセデス選手権
- 2002年:メモリアル・トーナメント
- 2003年:全米オープン、ビュイック・オープン
- 2005年:ウェスタン・オープン
- 2006年:ワコビア選手権、カナディアン・オープン
- 2007年:カナディアン・オープン
- 2010年:トランジションズ選手権、ベライゾン・ヘリテージ、ザ・ツアーチャンピオンシップ