シンコペーション

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シンコペーションsyncopation切分法)とは、西洋音楽において、ひとつのがより劣位の弱拍・裏拍)からより優位の拍(強拍・表拍)に鳴り続けることによって生じるリズムのことである。 俗語として「食う」と表現する[1]場合も多い。(8分食う、16分食うなど) 疾走感を表現できることから、ロック系の楽曲で使用されることが多い。

たとえば、ある小節弱拍(裏拍)から、小節線と、次の小節の最初に置かれる強拍までタイによりひとつの音としてつながっていれば、それはシンコペーションのリズムである。このとき、後の小節の最初の強拍が、つながった音のはじめまでさかのぼって移動すると考えられることがある。

同じように、4拍子の小節の弱拍である2拍目から中強拍である3拍目にひとつの音としてつながっていれば、これもシンコペーションのリズムである。このとき、中強拍が2拍目にさかのぼって移動すると考えられることがある。

同じように、ある拍の後半から、次の拍にひとつの音としてつながっていれば、これもシンコペーションのリズムである。このとき、拍が次の拍の頭から音の最初にさかのぼって移動すると考えられることがある。

より細かいリズムにおいても同様に考えられる。このとき、拍が次の拍の頭から音の最初にさかのぼって移動すると考えられることがある。

拍の移動については、このように前に移動すると考えるのが通常であるが、あるシンコペーションでない2つの音が、それぞれその音の半分の長さだけ遅れて発音されたためにシンコペーションとなったようなリズムの場合に、拍が後ろに移動すると考えることがある。このとき、拍が次の拍の頭から音の最初にさかのぼって移動すると考えられることがある。

シンコペーションの例

脚注

  1. http://www.weblio.jp/content/%E3%82%AF%E3%82%A6

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