ザンベジ川
テンプレート:Sister ザンベジ川(Zambezi River)は、アフリカ南部を流れインド洋に注ぐ河川である。全長は2,750km。ナイル川、コンゴ川、ニジェール川に次ぐアフリカで4番目の長さの川である。
地理
ザンビア北部に源を発し、アンゴラ、ザンビア、ナミビアと流れた後ザンビアとジンバブエ国境を流れ、モザンビークに入りインド洋のモザンビーク海峡に注ぐ。途中には世界三大瀑布の一つ、ヴィクトリア滝や、ほかにチャヴマ滝(Chavuma)、ンゴニェ滝(Ngonye)もある。
大型船は河口からモザンビークのテテまで航行可能だが、そこから上流はカボラバッサの急流に阻まれ、遡上は不可能である。中流・上流域は急流が多く、カヌーや丸木舟を除き航行はほぼできない。
支流
主な支流はカフェ川、ルアングワ川、およびマラウイ湖を水源とするシーレ川などがある。
橋梁
ザンベジ川には、チニンギ(Chinyingi)、ヴィクトリア滝(ヴィクトリアフォールズ橋)、チルンド(チルンド橋)、テテの4箇所にしか橋が架かっていない。
河川施設
流域には水力発電所が2つある。一つはカリバダムでザンビアとジンバブエに、もう一つはテンプレート:仮リンクで南アフリカに電力を供給している。カリバダムによってせき止められて出来たダム湖であるカリバ湖(en:Kariba)は、世界最大の人造湖である。
ザンベジ川の怪物魚
ザンベジ川には怪物魚がいると言われ、釣り人が川に引きずり込まれる事件が次々と報告されている。その姿は地元の人の説明では「蛇のような魚」だという。その魚の名は「ソロモンフィッシュ」とも「マズンダ」ともいわれ、場所によっては名前が様々である。特に有力な説として、カリバダムのカリバ湖周辺に巨大魚が棲みついているらしく、そこでは「ブンドゥー」というナマズの一種で体長は最大のもので3メートルとも5メートルともいわれているが定かではない。
関連項目