サン=ロー
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サン=ロー(Saint-Lô)は、フランス西部のノルマンディー地方に位置する都市で、マンシュ県の県庁所在地である。古名をブリオウェレ(Briovère)という。
歴史
街は第二次世界大戦中に連合軍の空襲を受け、完全に破壊された。そのため「廃墟の都」 (Capitale des Ruines) という二つ名を持つ。 一方でドイツ軍から街を開放したのはアメリカ軍であった。記念病院にはこれを題材にしたフェルナン・レジェのフレスコ画がある。またアメリカ軍の空母セント・ローはこの勝利を記念して命名された。
トマス・ピンチョンの小説『重力の虹』には、サン=ローの廃墟の下に埋まった酒蔵からシャンパーニュを探し出すアメリカ兵が登場する。
姉妹都市
- テンプレート:Flagicon サン=ギラン、ベルギー
- テンプレート:Flagicon アーレン、ドイツ
- テンプレート:Flagicon クライストチャーチ、イギリス
- テンプレート:Flagicon ロリアン、フランス
- テンプレート:Flagicon ロアノーク、アメリカ合衆国
出身者
- ユルバン・ルヴェリエ - 天文学者