サイソムブーン特別区
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テンプレート:基礎情報 ラオスの県 サイソムブーン特別区(サイソムブーンとくべつし、テンプレート:Lang-lo)はラオス中部のヴィエンチャン市郊外に1994年から2006年まで存在していた行政区分であり、特別区(ケートピセート)に指定されていた。反政府武装勢力が存在しているといわれ、国道バスが武装勢力に襲撃される事件が相次ぎ、軍が実質的な統治を行っていた[1]。
この行政区分は治安上の理由から、1994年6月のラオス人民革命党政治局決議27号に基づき、同年7月27日にシエンクアーン県、ヴィエンチャン県、ボーリカムサイ県の各県の一部を分離させた上で設置され、国防省の直轄下に置かれた[2][3]。2004年9月23日、ホーム郡とローンサーン郡は、ホーム郡の名前で合併し、ヴィエンチャン県に編入された。2005年6月27日、プーン郡とサイソムブーン郡は、サイソムブーン郡の名前で合併した。2006年1月13日、サイソムブーン郡はヴィエンチャン県に編入、タートーム郡はシエンクアーン県に編入され、同特別区は廃止された。
行政区分
- 1803 ホーム郡(Hom, ໝື່ນ)
- 1804 ローンサーン郡(Longsane)
- 1805 プーン郡(Phun)
- 1802 タートーム郡(Thathom, ເມືອງທ່າໂທມ)
- 1801 サイソムブーン郡(Xaysomboun, ໄຊສົມບູນ)