コモ
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テンプレート:コムーネ コモ(テンプレート:Lang-itテンプレート:IPA audio link)は、イタリア共和国ロンバルディア州北西部にある都市で、その周辺地域を含む人口約8万2000人の基礎自治体(コムーネ)。コモ県の県都である。
コモ湖南端のほとり、スイスとの国境に位置する都市で、絹の産地として有名である。また、古代ローマの博物学者プリニウスの出身地である。
名称
Como は テンプレート:IPA-it[1] と発音される。日本語文献では「コモ」のほか、「コーモ」とも表記される。
古代ローマ時代にはコムム(テンプレート:Lang-la)と呼ばれていた。
地理
位置・広がり
コモ県南部、コモ湖の南端に位置するコムーネである。コモの市街は、ヴァレーゼの東約21km、レッコの西南西約25km、ルガーノの南南東約26km、州都ミラノの北約38kmに位置する。コムーネ北西部はスイスとの国境になっており、コモ市街の北西約5kmにはキアッソの街がある。
隣接コムーネ
隣接するコムーネは以下の通り。CHはスイス領で、CH-TIはティチーノ州を示す。
- ブレーヴィオ
- ブルナーテ
- カピアーゴ・インティミアーノ
- カズナーテ・コン・ベルナーテ
- カヴァッラスカ
- チェルノッビオ
- キアッソ (CH-TI)
- グランダーテ
- リポーモ
- マズリアーニコ
- モンターノ・ルチーノ
- サン・フェルモ・デッラ・バッターリア
- センナ・コマスコ
- タヴェルネーリオ
- トルノ
- ヴァカッロ (CH-TI)
行政
行政区画
コモには以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。
- Ponte Chiasso, Garzola, Sagnino, Monteolimpino, Tavernola, Camnago Volta, Lora, Breccia, Rebbio, Civiglio, Muggió, Albate
姉妹都市・提携都市
- テンプレート:Flagicon 十日町市(日本、新潟県)[2]
- 1975年2月27日 姉妹都市提携
- 人口規模や風土に共通点があり、ともに織物業(コモ織と十日町織物)が盛んなところから[2]。
- テンプレート:Flagicon ナーブルス(パレスチナ、ヨルダン川西岸地区)
- テンプレート:Flagicon ネタニヤ(イスラエル、ハメルカズ地区)
- テンプレート:Flagicon フルダ(ドイツ、ヘッセン州)
人物
著名な出身者
- インノケンティウス11世 (第240代ローマ教皇)
- アレッサンドロ・ボルタ (自然哲学・物理学者)
- マッシモ・ヴィターリ (写真家)
- ガブリオレ・オリアリ (サッカー選手)
- ジャンルカ・ザンブロッタ (サッカー選手)
- ファビオ・カサルテッリ (自転車ロードレース選手)
- マッシモ・ムタレッリ (サッカー選手)
- アンナ・カッペリーニ (フィギュアスケート選手)
スポーツ
プロサッカークラブチームとして、カルチョ・コモが本拠を置く。ホームスタジアムはスタディオ・ジュゼッペ・シニガーリャ。