ゲームデザイナーズ・スタジオ

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テンプレート:Pathnav 株式会社ゲームデザイナーズ・スタジオ(THE GAME DESIGNERS STUDIO,INC.)は、1999年から2005年まで存続した、ゲームソフト開発会社である。2003年まではスクウェア、2003年からはスクウェア・エニックスの子会社だった。

代表者はスクウェア・エニックス取締役兼第2開発事業部長の河津秋敏だったテンプレート:いつ

設立時の資本金1000万円。出資比率はスクウェアの100%子会社だったが、2002年3月に51%を売却した。その後テンプレート:いつ、河津秋敏が51%、株式会社スクウェア・エニックスが49%。

略史

事業

ニンテンドーゲームキューブゲームボーイアドバンス連動ゲームタイトル『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』を開発した。

プレイステーション参入に伴い、長く任天堂と絶縁関係であったスクウェア(当時)の任天堂ハード再参入を目的として、前任天堂社長、山内溥の個人投資ファンド、ファンドキューの支援を受けるために設立されたが、実際はスクウェアの子会社スクウェアネクストを改組したものである。

出資比率的に実質的な支配権を握っているのはスクウェアではなく河津になるが、これは大株主であるソニー・コンピュータエンタテインメントに配慮して、スクウェアが軸足を置くメインのプラットフォームはあくまでPSである、という意思を表したものと思われる。

実質的にはペーパーカンパニーであり、開発そのものはゲームデザイナーズ・スタジオからの依頼でスクウェア(2003年4月1日以降はスクウェア・エニックス)第2開発事業部が担当した。

後に、スクウェア・エニックス100%出資となり、株式会社SQEXに社名変更。 2006年3月31日をもってSQEXを存続会社として株式会社タイトーを吸収合併(TOB実施後の完全子会社化およびタイトー少数株主に対する金銭交付のため)し、株式会社タイトーに社名変更し、タイトーの全業務を引き継いだ[1]