ケイト・ベッキンセイル

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テンプレート:ActorActress ケイト・ベッキンセイルKate Beckinsale、本名:キャスリン・ベイリー・ベッキンセイル、Kathryn Bailey Beckinsale1973年7月26日 - )は、イギリス女優。身長175cm。ベッキンセールとも表記されることがある。

来歴

生い立ち

ロンドンのフィンズベリー・パークで生まれる[1]。父親は俳優のリチャード・ベッキンセイル(Richard Beckinsale)、母親は女優のジュディ・ロエ(Judy Loe[2]。異母姉は女優のサマンサ・ベッキンセイル(Samantha Beckinsale)。父方の曽祖父はミャンマー人であり、子供の頃は「東洋人のようだ」と言われていた[3] 。思春期は極度の拒食症喫煙癖などがあり、あまり平穏とは言えなかった。青年劇団参加がきっかけでTVドラマに出演し、女優を志望することを決めていたが、視野を広げるためオックスフォード大学ロシア文学フランス文学を学ぶ[4]

キャリア

1991年にテレビドラマ『風に向かって』でデビュー。大学在学中にケネス・ブラナーの『から騒ぎ』のオーディションに受かり、映画デビューした。1994年に役者業に専念するため、オックスフォード大学を中退[2]

1995年のTVドラマ「ゴールド・コンフォート・ファーム」に出演、当時よりその美貌が注目を集める。女優としての本格的な映画出演は、フランシス・F・コッポラ製作総指揮の1995年「月下の恋」で、エイダン・クインの相手役を務め、高い評価を得た。 グウィネス・パルトロウと共演した1996年「Emma/エマ」や「シューティングフィッシュ」を経て、2000年アメリカ映画にも進出。2000年公開の『ブロークダウン・パレス』「金色の嘘」ではユマ・サーマンと共演するなど、でアメリカ映画に初出演する。2001年公開の『パール・ハーバー』でトップスターの仲間入りを果たす。以降、『ヴァン・ヘルシング』、『アビエイター』、『アンダーワールド』シリーズ等のヒット作に出演。

世界中の美男美女が集まるとも言われるハリウッド映画界において、デビュー時からイギリス系とアジア系の血が混じった美貌は米ピープル誌から「絶世の美女」「ポスト・イングリッド・バーグマン」とも呼ばれ、注目を集め続けてきた[5]。端正な容姿と、細身ながら引き締まった9頭身のプロポーションで女性人気も高く、「ハリウッド・ビューティーナンバーワン」との呼び声も高い[6]。米国の映画専門サイト「インディペンデント・クリティクス」が発表する「最も美しい顔100人」では15年連続ランクイン。初めてランクインした98年から現在まで圧倒的な安定感で上位にランクインし続けている。同じ常連にキーラ・ナイトレイナタリー・ポートマンがおり、2005年、2006年は本命のキーラに抜かれたが、2007年にはキーラを2位に退け1位に輝いた[7]。2008年も1位が確実視されていたが、最終的にナタリーに逆転された。2010年からは新顔が増え、やや順位が下がっている[8]。また、2002年にヒーロー・マガジン誌で「イングランドのナンバー1美女」に、2009年のエクスワイア誌で「最もセクシーな女性」に選ばれている。しかし、常に作品よりも自分の容姿が注目されてしまうことはあまり快く思っていないとインタビュー記事で語っている[9]

幼いころから読書が好きで、16歳でイギリスの有名書店主催の若手作家のコンテストで2年連続優勝したことがある[4](詩・短編小説部門で入賞)。

私生活

過去にはイギリス人俳優のマイケル・シーンと長く交際しており[10]、1999年1月31日に長女(リリー・モー・シーン)を出産。しかし2003年公開の『アンダーワールド』で共演してから数ヵ月後に彼と別れる[11]。ほどなく同映画を監督していたレン・ワイズマンと2003年6月に婚約、2004年5月9日に挙式[12]。ワイズマンの監督作では「トータル・リコール」に出演。初の悪役で新境地を開いた。

現在はアメリカ在住。ヴィクトリア・ベッカムと仲が良い。

主な出演作品

公開年 邦題
原題
役名 備考
1991 風に向かって
One Against the Wind
バルブ・リンデル テレビ映画
1993 から騒ぎ
Much Ado About Nothing
ヒーロー
1994 レタッチ 裸の微笑
Uncovered
ジュリア 日本未公開
Prince of Jutland/ Royal Deceit エセル 日本未公開
1995 Cold Comfort Farm フローラ・ポステ 日本未公開
月下の恋<br />Haunted クリスティーナ・マリエル VHSビデオ題「ホーンテッド」
1996 ジェーン・オースティンのエマ
Emma
エマ・ウッドハウス テレビ映画
1998 ラスト・デイズ・オブ・ディスコ
The Last Days of Disco
シャーロット 日本未公開
シューティング・フィッシュ
Shooting Fish
ジョージ
鏡の国のアリス
Alice Through the Looking Glass
アリス テレビ映画
1999 ブロークダウン・パレス
Brokedown Palace
ダーリーン・デイヴィス
2001 セレンディピティ
Serendipity
サラ・トーマス
パール・ハーバー
Pearl Harbor
イヴリン・ジョンソン
金色の嘘
The Golden Bowl
マギー・ヴァーヴァー
2002 しあわせの法則
Laurel Canyon
アレックス・エリオット
2003 アンダーワールド
Underworld
セリーン
タイニー・ラブ
Tiptoes
キャロル 日本未公開
2004 アビエイター
The Aviator
エヴァ・ガードナー
ヴァン・ヘルシング
Van Helsing
アナ王女
2006 もしも昨日が選べたら
Click
ドナ・ニューマン
アンダーワールド: エボリューション
Underworld: Evolution
セリーン
2007 モーテル
Vacancy
エイミー・フォックス
2008 スノー・エンジェル
Snow Angels
アニー・マーチャンド 日本未公開
ブレイキング・ポイント
Winged Creatures
カーラ・ダヴェンポート 日本未公開
ザ・クリミナル 合衆国の陰謀
Nothing But the Truth
レイチェル・アームストロング 日本未公開
2009 アンダーワールド ビギンズ
Underworld: Rise of the Lycans
セリーン
ホワイトダウン
Whitedown
キャリー・ステッコ
みんな元気
Everybody's Fine
エイミー 日本未公開
2012 アンダーワールド 覚醒
Underworld: Awakening
セリーン
ハード・ラッシュ
Contraband
ケイト・ファラデイ 日本公開未定
トータル・リコール
Total Recall
ローリー
2013 リーガル・マインド 裏切りの法廷
The Trials of Cate McCall
ケイト・マッコール

脚注

  1. テンプレート:Cite web
  2. 2.0 2.1 テンプレート:Cite news
  3. テンプレート:Cite web
  4. 4.0 4.1 テンプレート:Cite web
  5. キネマ旬報 2008年12月上旬号
  6. SCREEN2010年9月号
  7. 98年から順に17位、14位、13位、10位、9位、10位、9位、5位、1位、3位、7位、11位、22位、28位、38位。
  8. ケイトに限らず、2010年以降は上位の常連組が全体的に下がる傾向にある。
  9. キネマ旬報 2008年12月下旬号
  10. テンプレート:Cite news
  11. テンプレート:Cite web
  12. テンプレート:Cite news

外部リンク

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