グレートブリテン王国
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グレートブリテン王国(グレートブリテンおうこく、英語:Kingdom of Great Britain)は、1707年連合法によりイングランド王国(ウェールズを含む)とスコットランド王国が合同し成立した王国。グレートブリテン島全体を支配した、歴史上最初の国家である。
概要
1603年にステュアート朝のジェームズ1世/6世がイングランドとスコットランドの王を兼ねて以来、両国は同君連合の関係にあったが、アン女王時代の1707年連合法により、両国の議会は統一されて一つの国家となった。ただし、1999年にスコットランドの自治拡大政策によってスコットランド議会は復活することになる。
1800年連合法の成立により、1801年にアイルランド王国と合同し、新たにグレートブリテンおよびアイルランド連合王国が成立した。