キャベツ焼き
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キャベツ焼き(キャベツやき)は、水に溶いた小麦粉を鉄板で焼き、キャベツ、天かす、玉子などの具を入れて焼いた料理。関西地区で1990年代後半より流行りだした。発祥は各説あり定かではない。関西のある主婦が始めた説と大阪市東成区今里新道筋商店街を発祥とする説もある。
一銭洋食の一種であり、その総称としても使われる。キャベツを主とする事が多い。昔の一銭洋食時代の名称と同じだが、ダシを使うなど別の料理に変化している店もある。関西の名物料理であり、大阪市阿倍野区の店「一銭屋」で一銭焼きとして販売している。
作り方
レシピの一例であり、具も複数で豚肉を入れる場合もある[1]。
- 小麦粉を水で溶いた液体を、油を引いてよく温めた鉄板の上で伸ばす。
- キャベツを乗せて焼く(ネギを加えることもある。ネギだけだと一銭洋食に近い)。
- その上に天かす、魚粉、桜えび、紅しょうがを乗せ、玉子を割り乗せる。
- 返してよく焼く。
- 卵が固まったら、再び返しソースを塗る。
- 2つ折りにして出来上がり。