キガシラセキレイ
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キガシラセキレイ(黄頭鶺鴒、Motacilla citreola)は、動物界脊索動物門鳥綱スズメ目セキレイ科セキレイ属に分類される鳥類。
分布
ロシア中西部(ウラル山脈北部から西シベリア平原)、モンゴル、ヒマラヤ山脈などで繁殖し、冬季になるとインド、中華人民共和国南部、インドシナ半島などへ南下し越冬する[1][2][a 1]。日本ではまれに越冬のために飛来(冬鳥)するか、渡りの途中に飛来(旅鳥)する[1][2]。
形態
全長16.5-18センチメートル[1][2]。尾羽の色彩は黒いが、外側尾羽の色彩は白い[2]。翼の色彩は黒く、大雨覆、中雨覆、三列風切の外縁(羽縁)は白い[1][2]。
嘴や後肢の色彩は黒い[2]。
オスの夏羽は頭部から頸部、体下面の羽衣が黄色で、後頸に黒い帯模様が入る[1][2]。メスの夏羽は頭頂から後頸にかけての羽衣が灰色、額から胸部にかけての羽衣は黄色く眼上部に黄色い眉状の筋模様(眉斑)が入る[1][2]。また翼の白色部が小型[2]。
生態
画像
- Citrine wagtail I IMG 8326.jpg
メス夏羽
関連項目
参考文献
- 『山渓ハンディ図鑑7 日本の野鳥』、山と渓谷社
外部リンク
テンプレート:Bird-stub- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 五百沢日丸 『日本の鳥550 山野の鳥 増補改訂版』、文一総合出版、2004年、139頁。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 2.7 2.8 2.9 真木広造、大西敏一 『日本の野鳥590』、平凡社、2000年、415頁。
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