カーナビラジオ午後一番!
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カーナビラジオ午後一番!(カーナビラジオ ごごいちばん!)は、HBCラジオが1996年4月8日より平日の午後に放送しているラジオワイド番組。
キャッチコピーは『北海道の午後に笑いと涙と興奮を!』。
目次
放送時間
月曜-金曜:12:00-16:00
出演者
メインパーソナリティ
中継レポーター(中継班)
お天気キャスター
いずれもHBCウェザーセンター。都合により担当が変わる場合がある。
過去の出演者
- 田村美香(フリーアナウンサー・ローカルタレント。元HBCアナウンサー)1996年4月8日-2009年6月26日
- DON(ローカルタレント)1996年4月8日-2002年10月4日(最初の半年間はナレーター出演の扱い)
- 近藤はじめ(HBCアナウンサー・気象予報士。カーナビ情報センター)[1] 2002年10月7日-2004年4月2日
- 関博紀(HBCアナウンサー。カーナビ情報センター)2004年4月5日-2010年3月26日[2]
- デビル佐々木(中継レポーター)[3] 1996年4月8日-2007年4月23日
- 川井"J"竜輔(中継レポーター。劇団イナダ組)デビル佐々木降板後-2007年6月(期間中は大森俊治と交替で出演)
- 斉藤こずゑ(コーナー出演)[4]
- 相原恵理子(お天気キャスター。当時HBCウェザーセンター)
- 浅川かがり(お天気キャスター。当時HBCウェザーセンター)
- 井坂綾(お天気キャスター。当時HBCウェザーセンター)2009年7月-2011年3月
概要
- HBC本社の「ラジオ第3スタジオ」から4時間生放送。時にはスタジオを離れて、全編中継による公開生放送[5]となる場合もある。
- 長らく聴取率が低迷していた9時台・13時台・16時台のワイド番組を全面刷新することに加え、毎時00分と30分にニュース・天気・交通情報を入れるフォーマットの放送体制と改めるにあたり、目玉番組として始まった。
- 放送時間は当初13:05-15:30でスタートし、1996年10月から13:00-15:30となり、1999年4月に12時台の「お昼の歌謡曲」(本社制作)をはじめとした道内各放送局毎制作のローカル番組がコスト削減で廃止された事と番組の聴取率上昇を受け、12:00-16:00まで放送枠が拡大された。
- 2002年4月の改編で番組内容を大幅にリニューアル。リスナーからのメッセージを中心とした現在の番組スタイルとなる。
- 2003年4月から事前告知番組「ちょいなび」(11:55-12:00)がスタート。今日のメッセージテーマの紹介とCMスポンサーのPR告知(パブリシティ)の内容で構成されている。
- 2004年4月からディレクターなどの番組制作スタッフをHBC社員から子会社のHBCメディアクリエートに変更した。
- 2010年12月29日には放送回数が4000回に達したが、番組開始当初は必ずしも順調な船出ではなかった。徐々に聴取者からの支持を得て、2006年夏季の聴取率調査で1位となり、この時間帯としては1984年以来22年ぶりにSTVラジオを破った。2008年は夏季・冬季調査共に、放送中の1時間毎平均聴取率で同時間帯1位を獲得した[6]。その後も2009年夏季調査では2.8%、2009年冬期調査では2.9%を記録し、同時間帯番組で単独トップを獲得。2010年6月の聴取率調査では、13時台のみトップを獲得。2010年12月の聴取率調査では全時間帯トップとなった。
- 2012年12月の聴取率調査では3.3%と2位以下に大差をつけてのトップとなった。
- 2007年春の改編からは、プロ野球のファイターズ戦がデーゲームで中継される場合には、内包されている箱番組を集約し、12:55で終了する場合もある[7]。
- 2009年6月15日の番組内で、番組開始以来13年余に渡り出演してきた田村美香が番組を卒業する旨を発表。同年10月改編でのHBCラジオ新番組(「山ちゃん美香の朝ドキッ!」)に出演する事が決定し、それに向けて充電・準備期間に入る為で、6月26日の出演が最後となった。これに伴い、6月の残り2日分は同年入社の新人アナウンサー・堰八紗也佳(6月29日)と室谷香菜子(6月30日)が担当した[8]。
- 田村美香に代わり2009年7月1日からメインパーソナリティを担当している山根あゆみは、ラジオ局営業部で「カーナビラジオ午後一番!」などのラジオCM営業・広告代理店営業を担当していたHBC社員。当番組への出演に伴い同日付でラジオ局編成制作部に異動し、アナウンサー以外の社員として出演している[9]。アナウンサー以外のHBC社員が自社のラジオ番組にレギュラー出演者として登場した例は、かつてYASUも出演していた深夜番組「真夜中らじお組」の開始初年度で全曜日のパーソナリティを社員ディレクターが務めて以来となり、異例の起用。
- アナウンサーとしての基礎が確立していた田村と異なり、山根はほぼ未経験の状態からスタートしたため、従来田村が担当していた部分(提供クレジット、道路情報・天気予報の原稿読みなど)は、当初YASUと関が中心となって担当していたが、提供クレジットは2009年7月13日より、7月27日からは天気情報、8月31日から道路(交通)情報も山根が担当するようになった。
- 札幌放送局では放送開始6分前[10]に番組宣伝のスポットCMを放送しているが、11時45分-11時55分は道内各局別番組枠のため、一部の放送局では番宣CMが流れない場合がある。なお、radikoによる再配信では札幌放送局のものを配信している。
- 2002年10月より、30分毎ニュースなどの情報ゾーンをレギュラーで担当するHBCアナウンサーを『カーナビ情報センター』と位置づけ、その他のコーナーでも登用してきたが、2代目の関が2010年3月26日の放送で降板したのを機に終了。3月29日の放送からの情報ゾーンは、「ちょいなび」を含めHBCアナウンサーが日替わりで担当している。
- 番組内の企画(後述)から誕生したオリジナルソング第一弾「ラジオは魔法の周波数」が、2011年12月12日より玉光堂とHBCホームページで発売されている[11]。
現在の主なコーナー
- 今日のメッセージテーマ
- 毎日出されるメッセージテーマを紹介しトークを行う、番組のメインコーナー。「全体のメッセージテーマ」とも称される。12時台前半、13時台前半を中心に随時紹介。メッセージで参加したリスナーから、毎日抽選で1名に「きのとや」の洋菓子セットが当たる[12]。
- YASUの大盛リごちソング
- リスナーの思い入れのある曲やリスナーが「CD発売前に聞きたい!」とリクエストされた曲をフルコーラスで流す。セイコーマートのパブリシティ枠も兼ねる。金曜日はリクエストをしてくれた人にはセイコーマートからワインがプレゼントされる。
- 大森俊治のカーナビ中継
- 大森俊治が担当する中継コーナー。基本的に13時台、14時台はそれぞれ中継場所が異なるが、2度とも同一場所からの中継になる場合もある。告知がある場合やその後の様子を伝える場合などは、12時台・15時台にも突発的に中継を入れる事がある。
- カーナビエンタメハイウェイ
- 13時台のメインコーナー。芸能ニュース・エンタメ情報などを取り上げてトークを行う。2011年10月から開始。情報ハイウェイから芸能情報を独立させたコーナー(情報ハイウェイでも芸能関係の情報を取り上げる場合がある)。
- カーナビ情報ハイウェイ
- 14時台のメインコーナー。話題のニュース・スポーツ・芸能などを取り上げてトークを行う。関係者などへ電話を繋いでトークを行う事も多い。番組開始当初からタイトルと基本的な内容がほとんど変わっていない唯一のコーナー。
- 忘れられないあの出来事
- 前身の「忘れられないあの一言」から発展。忘れられない出来事をリスナーから募り紹介する。その後にその忘れられない出来事のエピソードを送ってくれたリスナーからリクエストされた曲を流す。
- おとなのカーナビカウントダウンDX
- 15時台のメインコーナー。毎日出されるテーマに対してリスナーからリクエストを募りベスト5を紹介。歌手で無ければいけないという事はなく、タレント、芸人、スポーツ選手、アナウンサー、カーナビメンバー、文化人、歴史の偉人など誰でもかまわない。歌手の場合は代表的な曲。それ以外の場合は関係性のある曲が流れる。5位から2位、番外(1人しか投票がなかったが納得できるものなど)、1位の順番で紹介。
- カーナビタイムショック
- 「街角リクエスト」の枠を2009年10月よりリニューアル。月曜日は山根、水曜日は大森、金曜日はYASUが外に出て3分ほどのプチ中継を行う。YASUの時に行った「街角タイムショック」が、11月より全枠「街角タイムショック」となる。
- 街角タイムショックは「クイズタイムショック」のパロディーで、矢継ぎ早に出題される10問の問題に中継先から答える。10問全問正解で100万円と詠っているが、実際に100万円が支給されるのかは謎で現在の所パーフェクトは出ていない。しかし2009年11月13日の放送でYASUが10問正解を達成。しかしこれは手違いで11問出題されてしまい、1問不正解の結果10問正解であった。YASUは「10問正解したんだから100万円だ」と訴えたが却下された。
- 正解が3問以下の場合は本家同様、椅子が回るという事になっているが、中継先で椅子はないのでその場をぐるぐる回る事になる。
- 2010年12月と2011年8月の聴取率調査週間でリスナー参加型「街角タイムショック」を行い、これが好評だったため2011年10月からレギュラー化。その後名称も「カーナビタイムショック」に変更された。賞金は1問正解ごとに1000円、10問全問正解で20000円。
- うまいものナビゲーション
- 日替わり企画コーナー。略称、「うまナビ」。
- 月曜日(カーナビクッキング):YASU、山根が交代でオリジナルレシピを披露する。
- 火曜日(カーナビ人生相談):番組に寄せられたリスナーの相談におもしろおかしく答える。
- 水曜日(赤ペン先生のメール添削):YASUが赤ペン先生(しぇんしぇー)となり、ボツとなったメールを取り扱い、なぜボツになってしまったのかを添削。
- 木曜日(YASU・山根セレクト):毎週交代でYASU、山根のおすすめなもの、イベントを紹介。
- 金曜日(カーナビオリジナルソングを作ろう):リスナーからカーナビラジオのオリジナルソングの歌詞を募集する。集まった歌詞を合成して曲をつけ楽曲化する。この企画から現在の番組テーマ曲「ラジオは魔法の周波数」が誕生したほか、2曲目として「桜色のペンキ」(未発売)が完成した。
不定期企画
- 恋をしようキャンペーン
- 当日は番組メッセージテーマを含め、恋愛に関する内容を主軸に据えた構成となる。
- ゲストコーナー
- ゲストがタレントやお笑い芸人の場合は、主に「エンタメハイウェイ」で出演。
- ミュージシャンや歌手の場合は「おとなのカーナビカウントダウンDX」に出演。当日は聴取者からの募集を行わず、ゲストのエピソードにちなんだ特別編成となる。
過去の放送内容
12時台
- 昼のニュースフラッシュ(12:05 - 12:20)
- カーナビ情報ランチ:芸能ニュースのコーナー。ニュースをランチに見立て、Aランチ、Bランチ、Cランチと3つのニュースを紹介。ニュースの内容により値段をつけて評価をしていた。2002年3月終了。
- DONの情報ファクトリー→DONのバースデー・バースデー:DON(当時レギュラーだったドン川上)が、その日(金曜日の場合は、週末も含む)が誕生日の芸能人や歴史上の人物を紹介。(12:25 - 12:30)2001年9月終了。
- 突撃!あなたの昼ごはん(12:25 - 12:30)リスナーと電話をつないで、リスナーが食べる昼ごはんが何か?をそのヒントをリスナーから出してもらい、YASUと田村美香が昼ごはんのメニューを当てるコーナー。出場者には「カーナビ開運夫婦箸」が貰える。(2001年10月 - 2002年3月)
- オープニングチャンス カーナビラジオ午後一万!:『クイズ・福沢君と樋口さん』の前身。10面ダイス2つで電話番号の末尾2桁を抽選して応募を受け付ける。受け付けた電話の中から抽選で一人を選び、電話をかけ、合言葉を答えられた場合一万円紙幣をプレゼントしていた。この合言葉は、大抵の場合その日のメッセージテーマである。(12:00,12:25 - 12:30)
- オープニングチャンス クイズ・福沢君と樋口さん:2006年10月スタート 電話で応募を受け付ける。電話番号は固定電話でも携帯電話でも構わない。受け付けた電話の中から抽選で一人を選び、電話をかける。福沢君問題と樋口さん問題を選択してもらい、正解なら前者のクイズでは一万円紙幣、後者なら五千円紙幣をプレゼントしていた。前者のほうが難易度は高い。スタート当初は10面ダイス2つで電話番号の末尾2桁を限定していたが、「応募数が少ない」という理由で、限定解除に至る。2006年12月8日放送分をもって終了。(12:25 - 12:30)
- デビルのマジカルアフタヌーン:デビル佐々木と当時レコード室(後にウェザーセンター)勤務だった「れんたろう(三国由香)」とのトークコーナー(12:35 - 13:00、函館放送局エリアでは第2・4金曜のみ別コーナーを放送していた時期がある)。元々は中継コーナーにおいて、デビルが昭和風のやや古いノリのDJを演じ、メチャクチャなラジオ番組を面白半分にやっていたものであるが、1998年、ナイターオフ期間の夕方に「デビルのマジカルナイト」としてレギュラー化(平日18:30 - 19:00)。1999年4月にカーナビが4時間番組に拡大されるのに伴い、12時台後半のコーナーに内包される事になった。イントロしか曲がかからない、エコーは自分の口で行う、「デビネット ラジオショッピング」という「ジャパネットたかた」のパロディを行うなど、昼としては非常に斬新な内容であった。2002年3月終了。
- お茶のマートラジオショッピング(12:43 - 12:48)2006年10月 - 2009年10月22日
- NITTEN ハートフルシュガーレター(12:56 - 12:59) 2012年3月終了。
13時台
- 今日の気になる顔:新聞・スポーツ新聞や東京発行の夕刊紙・週刊誌・業界紙の中の気になる記事から、その話題の人物や出来事・情報・疑問などを徹底的に掘り下げて、面白おかしく紹介する13時台のメインコーナー(13:05 - 13:15)2002年3月終了。
- スクープ大賞:リスナーから寄せられた「私が出会ったとっておきのスクープ」を紹介する。最初は金曜日13時台のメインコーナーであり、毎月最終週金曜日にその月の投稿スクープの中から大賞を決めていた。2002年4月から時間を短縮し毎日のコーナーとなり、投稿の評価方法も、各投稿を内容の面白さに応じて「ドッチらけ」「ヤヤうけ」「バカうけ」「肉」とランク付けするものに変更された。なお、「肉」のスクープには札幌市内の焼肉店から5000円分の食事券(札幌市内および近郊以外の場合は5000円分相当の和牛肉)を進呈。(13:15 - 13:25)2004年9月終了。
- イオン札幌元町ショッピングセンター中継:2002年6月にHBCゴルフセンター跡地にオープンしたイオン札幌元町ショッピングセンターから火曜・金曜日に斎藤こずゑが専門店街の店舗紹介・商品紹介・特売情報を中継で伝えた。(13:25 - 13:30)2003年9月終了。
- 日替わりコーナー「こんなのどう?」:日替わりで番組ディレクターが持ち回りで面白いと思った書籍・映画・お店・旅行などをHBC近くの大通公園や道庁前から一人で立って中継を行い紹介していくコーナー。また水曜日は斎藤こずゑが「インター姉ちゃん」として登場し、今話題のホームページや役立つホームページを紹介した。(13:15 - 13:25)2002年9月終了。
- 噂のドライバー街道を行く:デビル佐々木の中継コーナー。週毎にテーマ(お題)が決まっている上に「つまらなければ1分、面白ければ最大7分」と番組内でもコールされ、毎回中継時間が異なっていた。
- 現在のストリート大作戦と内容は変わらない。ちなみに「デビルのストリート大作戦」というコーナーは、「カーナビラジオ」より前に放送されていた平日午後のワイド番組「ラジオ一番通り」から「横田久のワイワイワイド」でも同じタイトルで放送していた(レポーターなどは異なる)。HBCラジオでは最長寿のコーナーともいえる。また「デビルのマジカルアフタヌーン」は、ここから誕生した。
14時台
- インターナショナルカーナビ(The日本人の不思議):道内在住の外国人をスタジオに招き、日本との文化の違いを話し合う。(14:15 - 14:25)2002年3月終了。
- おもしろ三面記事:HBCアナウンサーが日替わりで出演し、自分が注目している事柄や趣味などを紹介するコーナー(このコーナーから船越ゆかりアナのゲーム好きが注目された。)(14:44 - 14:52)2002年3月終了。
- 噂のドライバー街道を行く:13時台の中継から場所を変える場合と13時台の続きの場合があった。
- 日本列島ほっと通信 :(TBSラジオ制作) 2012年3月終了。
- 高田純次 毎日がパラダイス:(文化放送制作)(14:35 - 14:45)2012年4月から2013年3月29日まで。 2013年4月1日以降は、平日17:00 - 17:10に単独番組として枠移動した。
15時台
- 大人のカーナビカウントダウン:リスナーの個人的なテーマに沿ったベスト5を、カウントダウン形式で紹介するコーナー。現在の『DX』同様、生ゲストが登場した時はゲストのBEST5になっていた。(15:05 - 15:20)2004年3月終了。
- もしもしネットワーク:道内のイベント情報や街の話題など、現地と電話でつないで紹介。(15:20 - 15:25)
- 街角リクエスト:当初、テレマートラジオショッピングの枠であったが、同社の不祥事により急遽始まったコーナー。最初はYASUまたは美香の街角リクエストで後に中継班の大森が有名人のものまねをし、街の人から聞きたい曲をリクエストする内容。しかし、曲名は10-20曲の中から選ぶもので、その選んだ曲をYASU・美香・中継班の大森が歌う。末期は「○○の街角リクエスト」となっていた。(○○は大森がものまねする有名人の名前が入る。月-金→月・水・金15:25 - 15:30)2007年8月 - 2009年9月
- ミュージック・ハイウェイ(JRNネット番組):2001年10月から「カーナビミュージック・ハイウェイ」として自社製作の芸能・スポーツ情報コーナーに変更(JRNネットCMは継続)「ドライバーズ・リクエスト」のネット受け開始により2003年3月終了。
- フェリーガイド:東日本フェリーの運行案内情報番組として、1969年から38年間にわたり同時間帯と朝8:35に放送されていた。(15:44 - 15:45)2007年9月終了。
- カーナビラジオ今日の反省会:今日の放送の中で反省すべき点を互いに「ダメ出し」し、反省させるコーナー。(15:47 - 15:54)2002年3月終了。
- カーナビ・メッセージ紹介:今日のメッセージテーマの紹介しきれなかった分を放送。うまいものナビゲーションのスタートにより2005年9月終了。
ノベルティ
カーナビステッカー、ポケットティッシュなどがある。
2009年より聴取率調査週間には新グッズを製作しプレゼントするのが通例となっている。第1弾はTシャツ。第2弾はタオルがプレゼントされた。
2010年6月の聴取率調査週間では新グッズ第3弾としてオリジナル便所スリッパが作られた。公民館や学校の客人用といったありきたりな緑と茶色のゴムスリッパに「カーナビラジオ」と文字が入っただけの代物だが、人気を博した。最終日までは毎日抽選で10名。最終日は番組でメールが読まれた人にもれなくプレゼントとなった。
2010年12月の聴取率調査週間では新グッズ第4弾としてオリジナル軍手が作られた。どこにでもあるような白の軍手の甲の部分に「カーナビラジオ」と文字が入ったもの。1週目は毎日20人。2週目は毎日30人が当選し、合計250人に当たった。
2011年8月の聴取率調査週間では新グッズ第5弾としてオリジナル枕カバーが作られた。派手なピンクと渋い青の2色。毎日10名、合計100名に当たった。また、この約1か月後に札幌駅南口広場にて開催された「ラジオまつり2011」ではじゃんけんに勝った来場者にプレゼントされた。
さらにステッカーもリスナーからデザインが公募され、優秀作3作品がステッカーとして採用されている。
番組の特別企画
カーナビ紅白歌合戦
- 1999年から始まった、『NHK紅白歌合戦』を模した企画。年末のレギュラー放送最終日に行われるのが恒例。各年の放送実績は以下の通り。
- 第1回:1999年12月30日(カーナビ年末スペシャルとして放送)
- 第2回:2000年12月29日
- 第3回:2001年12月28日
- 第4回:2002年12月31日
- 第5回:2003年12月30日
- 第6回:2004年12月30日
- 第7回:2005年12月30日
- 第8回:2006年12月30日
- 第9回:2007年12月29日
- 第10回:2008年12月30日
- 第11回:2009年12月30日(ラジオは生放送、テレビは2010年1月8日に録画放送)
- 第12回:2010年12月30日(ラジオは生放送、テレビは同日深夜に録画放送)
- 第13回:2011年12月30日
- 第14回:2012年12月28日
- 第15回:2013年12月28日
- レギュラー放送のコーナーをほぼ全て休み、男性陣は白組(キャプテンはYASU)・女性陣は紅組(キャプテンは2009年より山根あゆみ[13])に別れ、カーナビラジオのほかHBCに関わるさまざまな関係者(番組スタッフ、コーナー出演者、アナウンサー、HBCキャラクターもんすけ、HBCの受付嬢、ラジオ営業部担当者、ラジオの電話受付担当、提供スポンサー担当者、地下の社内食堂「HBCグリル」のシェフ、2002年はHBCの社長も出演)が参加し、リスナーに1年間の感謝をしながら思い思いの扮装で歌う。
- 各組み合わせごとに、その対戦者にちなんだ名称をつけている。
- 例:「センター対決」(紅組:HBCウェザーセンターの女性気象予報士・白組:カーナビ情報センター)。
- 審査員はリスナーやスタジオ観覧者で、電話・FAX・メール(公開放送になってからはスタジオ観覧者に手を挙げてもらい、どちらか多い方にポイントが入る)で紅・白組のどちらが勝っているかを投票してもらう。投票は一人何回でもよく、対決ごとにどちらが良かったかを投票してもらってもかまわない(むしろそのように勧めている)。また、投票した人には抽選でプレゼントが当たる。
- 出場者は毎回いろいろな扮装をして歌うことが多いが、2003年の第5回まではラジオ第3スタジオから放送していたため一般客は観覧できず、インターネットライブカメラ「見えるラジオ」でのみ内部の様子を確認できた(出場者の位置によっては映らない場合もあった)。
- その後テレビでも放送することから一般客を入れた公開放送形式に変更され、現在に至る。2009年と2010年はテレビ番組の収録も兼ねており、回を重ねるごとに規模が大きくなった。会場は以下の通り。従来と同様にインターネットライブカメラでも見ることができる。
- 2004年、2006年-2008年、2013年:HBC本社1階ロビー
- 2005年、2009年-2011年:テレビ第1スタジオ
- 2012年:札幌グランドホテル
- 2013年までの対戦成績は紅組の11勝、白組の4勝(第4回・第13回・第14回・第15回)となっている。
- エピソード
- 番組パーソナリティのピンチヒッターなどを担当することから歌合戦に出場している斎藤こずゑは、毎回趣向を凝らしたコスプレをしており、「コスプレの女王」と呼ばれている。
- ※斎藤こずゑによるコスプレの歴史
- 2003年の第5回のエンディングで出演者・スタッフ全員で「世界に一つだけの花」を歌い、間奏中に田村美香がメッセージ(作ったのはYASU、ネタが盛りだくさん)を読んでいる途中でなぜか感極まって泣きだしてしまい、つられてみんなが泣きながら歌っていた。終了後にみんなで「なぜ泣いたんだろう?」と言いあっていた。
- 2004年の第6回では、YASUとセイコーマートのCMで共演しているタック・ハーシー(FMノースウェーブDJ)が飛び入りで出演。
- この年、紅組キャプテンの田村美香が「最初から今まで」(「冬のソナタ」のテーマソング)をピアノの弾き語り(たまたまピアノ教室に通っていたので)をし、途中で間違ってしまい号泣しながら続け、そのおかげでポイントが大量に入って紅組が勝った。
- おひねり(商品券、酒など)が出場者に差し入れされることがある。(小橋亜樹の場合は自分の番組でお願いしたことがある)
- 2006年の第7回では紅組として岩本勉が和田アキ子のモノマネで登場、突如として情報データの紅組票が大幅アップし、紅組に勝利をもたらした。岩本はこれ以降、2008年まで和田アキ子の曲で紅組選手として出場していたが、2009年以降も紅組として出演しギターの弾き語りをした。
- 2009年の第11回では、2010年1月8日のテレビ放送の「カーナビ紅白歌合戦」のMVPに該当するMVC(Most Valuable CARNAVI-KOUHAKU)を決めようと投票してもらい、1月11日の「カーナビラジオ午後一番」で発表した。ベスト5は次の通り。
位 | 出場者名 | 曲目/歌手名 | 備考・その他 |
---|---|---|---|
1 | 室谷香菜子 | LOVE LOVE LOVE~津軽弁バージョン~/DREAMS COME TRUE | |
2 | 山根あゆみ | 星になれたら/ミスターチルドレン | ピアノによる弾き語り |
3 | 岩本勉(ガン・レノン) | スタンド・バイ・ミー/ジョン・レノン | ギターによる弾き語り |
4 | 大森俊治 | 自動車ショー歌 | 街角オールスターズ(大森による有名人のものまね) |
5 | YASU | 夢芝居/梅沢富美男 |
- 2012年の第14回ではユーストリーム(映像のみ)にて全国へ生配信した。
カーナビ紅白大反省会
- 2009年から、上記の「カーナビ紅白歌合戦」終了後に「大反省会」と称した30分程度の特別番組がラジオのみで放送されている。2013年は12月30日(月)12:00-12:50に特別番組として放送。
- レギュラー出演者が当日の放送を振り返るフリートークのみで構成されている。
ミッドナイトカーナビラジオ
- 「HBC24時間スペシャル」の一企画として1999年・2000年・2002年に放送された。
- 放送時間はいずれも土曜深夜(日曜早朝)で、1999年は25:00-29:00、2000年・2002年は24:00-28:00。
- 深夜放送ということもあり、アダルトな内容が強かった。基本的にレギュラー放送をお下劣にアレンジしたものが多く、デビル佐々木脚本演出のラジオドラマが流れた事もある[14]。
- 洞爺湖のホテルに宿泊していた斉藤こずゑと小橋亜樹が、ホテルの部屋より泥酔状態で中継を行った事もある。
ミッドナイトカーナビラジオ午前一番!
- HBC開局60周年記念番組として、2012年3月16日深夜24:00-28:00(3月17日0:00-4:00)に放送。
- 主な出演者は通常放送のレギュラーであるYASU・山根・大森に加え、OB代表の関博紀も交えた4人。
- 通常放送のフォーマットをほぼ踏襲しているが、過去の例と同様に深夜でなければ放送できないような内容も含まれる。聴取者参加の「カーナビタイムショック」も、深夜3:25ごろに聴取者と電話をつないで放送。随所に独自企画も盛り込んでいる。電話受付は行わないが、メールやFAXでのテーマメッセージ受付は行った。ジングルは通常放送用のものを使用しているが、「午後」が「午前」に変えられた。
- ニュース・天気・道路情報も昼間と同様30分ごとに放送。ニュースは深夜に合わせてユーモアあふれる内容の「ゆるーいHBCニュース」、道路情報はHBC会館(本社・札幌放送局)前やお天気カメラから見える大通公園周辺の交通状況、お天気はHBC会館の窓やお天気カメラから見える範囲の天気を放送した。
- 独自企画
- 笑ってはいけないYO!:事前に聴取者などから募集したネタに対して、ジャッジ役の関を除く3名の出演者が笑わないで耐えられるかを試す。笑った者はその都度デコピンを受け、もっともデコピンが多かった大森が罰ゲームとして、HBC会館内での肝試しを行った。
スタジオでビールかけ大会
- 記念すべき第1回は2006年9月28日放送分。北海道日本ハムファイターズがパ・リーグの1位通過を確定させた事で開催された。当然スタジオ内で本格的にビールかけはできない為、大きいタライに顔を突っ込み、その上からビールをかけられるというものである。当然終了後は凄まじいビールの臭いがスタジオ内にこもる事になる。
- その後、リーグ優勝、日本一の際にも開催。2007年もクライマックスシリーズ優勝時に開催。2008年は埼玉西武ライオンズの大ファンである関アナに対して行った。
脚注
関連項目
- カーナビラジオ 夕刊YASU
- YASUのスーパー・ナビ2・ラジオ塾
- ミッド・ナイト・カーナビ
- よるなび
- もくなび
- 畑中葉子(おとなのカーナビカウントダウンDX内で、彼女のヒット曲、「後から前から」がリクエストされることが多い)
外部リンク
- ↑ ごく稀に、お天気キャスターとして不定期に登場する場合がある。
- ↑ 2011年11月15,16日の2日間YASUのピンチヒッターとして出演。
- ↑ 2007年4月24日の放送内で、ディレクターが降板することを報告した。
- ↑ 田村の休暇中はピンチヒッターとしても不定期に担当していた。
- ↑ ショッピングセンターやイベント会場などから公開生放送を行うケースが多い。2007年からは「函館港まつり」とタイアップし、毎年8月に函館から公開生放送を行っている。
- ↑ HBCラジオのホームページにもその旨が記載された。2008年夏季調査(7月18日付) 2008年冬季調査 なお、北海道での聴取率調査は2010年まで年2回、2011年からは年1回となっている。
- ↑ この場合、改変当初は関博紀が、関の降板後は山根あゆみが単独で担当し「日本列島ほっと通信」→「ドライバーズ・リクエスト」→「ミュージックスクランブル」→通常17時台に放送する番組→「NITTENハートフルシュガーレター」の編成となる。この場合、YASUと大森俊治は休みとなるが、急遽デーゲームが雨天中止になった場合などは通常放送に切り替えとなる。
- ↑ HBC社内の人事異動が7月1日付で行われることから、山根あゆみの人事発令に合わせたもの。
- ↑ 初出演となった7月1日は番組ホームページへのアクセスが殺到し閲覧困難の状態が発生したほか、Yahoo!JAPANとGoogle(日本)での「検索ワードランキング」に当番組や山根あゆみが上位でランキングされるなど、高く注目された。
- ↑ 以前は10分前と6分前に放送していたが、2012年5月より新たに収録したものへ変更後は6分前のみとなった。
- ↑ Y's blog、12月1日更新『ラジオは魔法の周波数』12/12 いよいよ発売開始!!より。
- ↑ 当選者の住所により、札幌やその近郊はその月のマンスリーケーキ、それ以外の地区は時期によりラ・フランスのゼリーまたは焼き菓子の詰め合わせセットのどちらかが宅配で届けられる。過去には、「デビルのマジカルアフタヌーン」内の「マジカルリクエスト」のコーナーでも同様のプレゼントをしていた。
- ↑ 1999年から2008年までは田村美香が担当していた。
- ↑ 2002年の内容は[1]で紹介している。