カルロス・リラ
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カルロス・リラ (Carlos Lyra、1939年 5月11日 - )は、ブラジルの音楽家、作曲家。ボサノヴァの曲を数多く作曲した。ホベルト・メネスカル(Roberto Menescal)と共に、ジョアン・ジルベルトやアントニオ・カルロス・ジョビンがつくりあげた様式に厳密に追随した若手ボサノヴァ・アーティストとしてよく知られている。その後、ナラ・レオン(Nara Leão)らと共に活動的ボサノヴァ・アーティストとして活動し、サンバのルーツへの回帰を追求した。
ヴィニシウス・ジ・モラエスと共にクアルテート・エン・シーの名付け親でもある。
彼は現在でも、作曲、楽曲制作、演奏活動をつづけている。
作曲家としての代表作
- もっとも美しいもの (Coisa Mais Linda / The Most Beautiful Thing)
- あなたと私 (Você e Eu / You and I)
- マリア・モイタ (Maria Moita)
- 私の恋人 (Minha Namorada)
- 以上はヴィニシウス・ヂ・モライスとの共作。
- マリア・ニンゲン (Maria Ninguém)
- ジャズの影響 (Influência do Jazz)