カタ
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カタ(KATA )は、イスラエルのカメラ・ビデオカメラ関連の保護ケースやバッグ、キャリングシステムのメーカーで、Nitzan KimchiとDror Tishlerによって創立された。 創立者の2人は、特殊戦闘部隊出身で、高度なミリタリー製品に精通しており、当初、軍関連の用品を作っていた。彼らの作る製品需要が高まり、1992年に会社を設立。 自分たちの経験とノウハウを活かし、繊細なデジタル機器を衝撃や雨、ホコリ、過酷な温度などから守るテクノロジーを採用し、機材だけでなく、人間工学に基づいたカメラ/ビデオカメラ関連のバッグを作り続け、現在に至る。
2005年、イギリスのVitecグループの傘下となり、世界100ヵ国以上で販売されるメーカーに成長した。
現在も、イスラエルのエルサレムにデザイン本部を置く。
製品について
・プロビデオ業界のロケ撮影用に開発された製品ラインアップ「PRO VIDEOコレクション」では、ビデオカメラ用バッグを筆頭に、カメラ保護カバー、レインカバー、その他音響機器・モニター・照明機材用ケースなどを取り揃える。
・カメラ機材用バッグとして、デジタルカメラ用のバッグ・ポーチなどを扱う「DPS」シリーズ、プロのフォトグラファー用に開発された「GDC」シリーズがある。 特に、GDCシリーズでは、KATA独自の「TST」技術を採用。高価な機材を確実に保護しながらも、人間工学に基づくデザインを追求している。 [1]
日本での製品販売
2006年6月以降、Vitecグループ傘下の日本法人である[ボーゲンイメージング]が代理店となっている[2]。
出典