オオキンレイカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オオキンレイカ(大金鈴花、学名:Patrinia triloba var. takeuchiana)は、オミナエシ科の多年草。舞鶴市の天然記念物に指定されている。
特徴
京都府舞鶴市と福井県大飯郡高浜町境にそびえる青葉山(693m)にのみ自生する。
茎の高さは50-100cmほど。葉の形は広卵形で、掌状に中裂し、幅は7-16cm。花期は8-9月、1cm弱の小さな黄色いオミナエシに似た花を咲かせる。
Status
- 絶滅危惧IB類(EN)(環境省レッドリスト)
2007年8月レッドリスト。以前の環境省レッドデータブックでは絶滅危惧II類(VU)
- 京都府の「絶滅寸前種」
参考文献
- 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他編『日本の野生植物 草本 Ⅲ 』(1981)平凡社