エンゲルベルト・フンパーディンク (歌手)

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エンゲルベルト・フンパーディンクEngelbert Humperdinck, 1936年5月2日 - )はポピュラー音楽歌手。本名はArnold George Dorseyで、第二次世界大戦中に父が駐屯していたインドで育った。

芸名はドイツの作曲家エンゲルベルト・フンパーディンクに由来する。

甘いマスクでバラードを得意とするフンパーディンクはしばしば「キング・オブ・ロマンス」と称され、トム・ジョーンズとともに1960年代から1970年代にかけて、女性を中心に絶大な人気を誇った。「リリース・ミー」、「ラスト・ワルツ」、「愛の花咲くとき」、「太陽は燃えている」などのヒット曲がある。

また70年代にも、スティービー・ワンダーのカバー曲「太陽のあたる場所」や、76年の「アフター・ザ・ラヴィン」などをヒットさせた。フンパーディンクはジェリー・ルイスディーン・マーティンの物真似が得意で、しばしばステージでその隠れた才能を披露している。

2004年に自伝を出版し、華麗な女性遍歴を赤裸々に告白し話題を呼んだ。また2005年には新作「レット・ゼア・ビー・ラブ」を発表し、東京国際フォーラムで11年ぶりとなる来日公演を行った。

2012年BBCによってユーロビジョン・ソング・コンテスト2012・英国代表に選出された。長年にわたって国際的なキャリアを持つ歌手が選ばれるのは異例であり、75歳(音楽祭開催時には76歳)は最高齢記録である。

彼の代表曲である「リリース・ミー」はイギリスで56週連続チャートインし、ギネスブックにも掲載された。ビートルズの「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」のチャート1位獲得を阻止した曲としても知られる。

関連項目

外部リンク

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