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エライジン酸(エライジンさん、Elaidic acid)は、水素化された植物油に見られる重要なトランス脂肪酸で、ヤギとウシの乳に少量(脂肪酸の約0.1%)生じる[1]。エライジン酸のシス異性体はオレイン酸である。
エライジン酸はコレステリルエステル転送タンパク(CETP)を活性化することにより、低比重リポタンパク(VLDL)を増やし、高比重リポタンパク(HDL)コレステロールを減らす[2]。
この作用によって、虚血性心疾患などの病気のリスクを高める可能性がある。
脚注
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