エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ
エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ(テンプレート:Es、 テンプレート:IPA-es エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ)は、スペインのマドリードにあるサッカー専用スタジアムでリーガ・エスパニョーラに所属するレアル・マドリードのホームスタジアム。開場は1947年12月14日。収容人数81,044人[1]。
マドリード地下鉄10号線には「サンティアゴ・ベルナベウ駅」があり、スタジアムに行く際はこの駅で下車をすると良い。駅はビジネス街の中心に位置している。
歴史
スペイン内戦によってエスタディオ・チャマルティンが崩壊。1947年12月14日にスタジアムは「ヌエボ・エスタディオ・チャマルティン(テンプレート:Es)」として新しく生まれ変わり、CFベレネンセスと記念試合を行った。そして1955年1月4日、1943年から1978年までレアル・マドリードの会長を務めクラブの黄金期を築き上げた、当時の会長サンティアゴ・ベルナベウに因んで改名された。この新スタジアム建設計画を推し進めたのも彼であった。
建設当初は27,645人分のシートに47,500人が立ち見可能なスタジアムであった。その後1953年の拡張工事により一時は120,000人を収容していたが、UEFA主催大会での立見席禁止などの規定により、収容人数が減少した。
1982年スペインワールドカップの決勝戦でも使用された。またUEFAが定めた5つ星スタジアムのうちの一つで、1956-57、1968-69、1979-80シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(当時チャンピオンズカップ)の決勝会場になった。また、2009-10シーズンの決勝会場(4度目)でもある。特に2シーズン目を迎えたチャンピオンズカップ1956-1957シーズンは、レアル・マドリードが決勝に進出し、ホームの観客の前で優勝を飾った。
1992年から約2年をかけてエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウの改修を行い、この改修費用は50億ペセタを超えた。
2007年2月5日にレアル・マドリードのこのスタジアムにおけるホームでのリーグ戦通算1000試合が行われたが、0-1でレバンテに敗れた。
2014年2月には、総工費およそ600億円とする改修計画が発表され、開閉式の屋根の設置や東側スタンドを増設し約90,000席とするほか、ショッピングモールやホテルなども建設し、より近代的な多目的施設へと変化を遂げる。完成予定は2017年。
その他
- トップチームのロッカールームには、クラブの守り神として1910年代に所属したソテロ・アラングレン、アルベルト・マチンバレナの銅像が置かれている[2]。
- 古くからのファンの中には現在もエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウを「チャマルティン・スタジアム」と呼ぶ人も少なくなく、ベルナベウ自身も改名された後もチャマルティン・スタジアムと呼んでいた[3]。
ギャラリー
- SantiagoBernabeu.JPG
スタジアム正面
- Estadio Santiago Bernabeu - vista exterior.jpg
スタジアム外部
- Bernabeu.jpg
スタジアム内部
- Bernabeu en un Madrid-Atleti.JPG
応援風景
- Real2007.jpg
試合風景
- Las copas(Real Madrid).jpg
トロフィールーム
脚注
外部リンク
テンプレート:FIFAワールドカップ決勝戦会場 テンプレート:UEFAエリートスタジアム テンプレート:リーガエスパニョーラスタジアム テンプレート:UEFA欧州選手権1964スタジアム テンプレート:FIFAワールドカップ1982スタジアム
テンプレート:S-start
|-style="text-align:center"
|style="width:30%"|先代:
スタディオ・オリンピコ・ディ・ローマ
(ローマ)
|style="width:40%; text-align:center"|UEFAチャンピオンズリーグ
決勝戦会場
2010
|style="width:30%"|次代:
ウェンブリー・スタジアム
(ロンドン)
- ↑ [1]
- ↑ メッツエルダー、ベルナベウに別れ Real Madrid C.F.、2010年5月9日
- ↑ テンプレート:Cite book