ウォルター・サレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:ActorActress

ウォルター・サレスWalter Salles1956年4月12日 - )は、ブラジルリオデジャネイロ市出身の映画監督脚本家映画プロデューサーである。ヴァルテル・サレスとも(#表記)。

表記

日本においては、『セントラル・ステーション』(1998年)では、ポルトガル語読みに近いヴァルテル・サレス名義であった[1]。1991年日本公開の『殺しのアーティスト』では英語読みのカタカナ表記ウォルター・セールス・ジュニアと表記されている[2]ウォルター・サレス・Jr.とも[3]

駐日ブラジル大使館の公式ウェブサイトでは、ブラジルポルトガル語読みのカタカナ表記ヴァウテル・サレス・ジュニオルと紹介されている[4]

人物・作風

彼のテーマは亡命者とアイデンティティの追究であるとされている。1995年に、ダニエラ・トーマスとの共同監督による劇映画『Foreign Land』は、ブラジル映画のルネッサンスにおいて重要な作品といわれる。この作品は7つの国際的な映画賞を受賞。30ヶ国を超える世界各国で上映された。

また数々のドキュメンタリー作品も手がけ、様々な賞を受けた後、『セントラル・ステーション』でベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞したことで、一躍有名になった。

2001年の『ビハインド・ザ・サン』は、アルバニアの文学者イスマイル・カダレの『砕かれた四月』を原案としている。

ブラジルの若手監督たちの作品では積極的にプロデューサーを務めている。またフェルナンド・メイレレス監督の『シティ・オブ・ゴッド』でも製作を手がけた。

監督作品

テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:Sister

テンプレート:ウォルター・サレス

テンプレート:Normdaten
  1. 例 : セントラル・ステーションCINEMA TOPICS ONLINE、2010年10月15日閲覧。
  2. 例 : 殺しのアーティストキネマ旬報映画データベース、2010年10月15日閲覧。
  3. ウォルター・サレス、allcinema、2010年10月15日閲覧。
  4. 監督紹介 ヴァウテル・サレス・ジュニオル駐日ブラジル大使館、2010年10月15日閲覧。