アリア
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テンプレート:Portal クラシック音楽 アリア (Aria) は、詠唱と訳され、オペラ、オラトリオ、カンタータなどの大規模で多くの曲を組み合わせて作られている楽曲における、叙情的、旋律的な独唱曲、または類似の曲に付けられる曲の名前である。英語に従ってエアともいう。語りの内容が重視されあまり旋律的でないレチタティーヴォを前に置くことが多い。オペラなどでは特に独唱者にとって聞かせどころとなる曲である。
有名なオペラ・アリア
- ヘンデル: オンブラ・マイ・フ(セルセ)
- モーツァルト: 復讐の炎は地獄のように我が心に燃え(夜の女王のアリア)(魔笛)
- モーツァルト: もう飛ぶまいぞこの蝶々(フィガロの結婚)
- ビゼー: ミカエラのアリア、ハバネラ(恋は野の鳥)(カルメン)
- ヴェルディ: ああ、そはかの人か(椿姫)
- プッチーニ: わが名はミミ(ボエーム)
- プッチーニ: ある晴れた日に(蝶々夫人)
- プッチーニ: 誰も寝てはならぬ(トゥーランドット)