ひぐちアサ
テンプレート:Infobox 漫画家 テンプレート:Sidebar with collapsible lists ひぐち アサ(1970年5月17日[1] - )は、日本の女性漫画家。埼玉県さいたま市出身[2]。代表作は『おおきく振りかぶって』。
来歴
埼玉県さいたま市で生まれる。中学ではソフトボール部に在籍[1]、進学先の埼玉県立浦和西高等学校でも引き続きソフトボール部に在籍する。
その後、法政大学文学部心理学科に進学し[2]、スポーツ心理学を専攻[1]。大学では漫画研究会や写真研究会に所属していた。
大学卒業後の1998年、ひぐちアーサー名義でアフタヌーン四季賞(春)に「ゆくところ」を投稿、四季賞を受賞する。同年、『月刊アフタヌーン』(講談社)8月号に「ゆくところ」が掲載され、漫画家デビューを果たす。
以後、『月刊アフタヌーン』で、「家族のそれから」「ヤサシイワタシ」といった、家族のきずななどを描いた内面的な作品を発表する[3]。
2003年、それまで描いていた恋愛ドラマや家族ドラマから離れ、高校野球をテーマにした「おおきく振りかぶって」の連載を開始[1]。同作では作者自身の経験を活かしてスポーツ科学やメンタルトレーニングを取り入れ[1]、野球マンガに新たな表現の可能性を示した[3]。そのことが評価され、2006年に「おおきく振りかぶって」で第10回手塚治虫文化賞新生賞を受賞した[3]。翌2007年には「おおきく振りかぶって」で第31回講談社漫画賞一般部門を受賞した[4]。
人物
独特な台詞回しによって登場人物の人間関係を描く作風で、繊細な心理描写が特徴。
2010年6月30日、埼玉県営大宮公園野球場で、埼玉西武ライオンズ主催のゲーム(相手は北海道日本ハムファイターズ)が「おおきく振りかぶって」のコラボレーションで始球式を務めた。
「おおきく振りかぶって」の長期休載(2011年)期間中に長女を出産したことを明かしている[5]。
作品リスト
- ゆくところ(1998年、月刊アフタヌーン、講談社) - デビュー作の読切作品。単行本『家族のそれから』に収録。
- 家族のそれから(2000年、月刊アフタヌーン) - 単行本全1巻(2001年、講談社)
- ヤサシイワタシ(2000年 - 2002年、月刊アフタヌーン) - 単行本全2巻(2001年 - 2002年、講談社)
- 基本のキホン! - (2003年、月刊アフタヌーン) - 読切作品。単行本『おおきく振りかぶって』第3巻に収録。
- おおきく振りかぶって(2003年 - 連載中、月刊アフタヌーン) - 単行本続刊中(2004年 - 、講談社)
その他の活動
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 テンプレート:Cite web
- ↑ 2.0 2.1 テンプレート:Cite web
- ↑ 3.0 3.1 3.2 テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 月刊アフタヌーン 2011年11月号