たて座
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たて座(楯座、Scutum)は、星座の1つ。
主な天体
恒星
星団・星雲・銀河
- M11 (NGC 6705):散開星団。散開星団の中では密集した天体。距離6000光年。約2900の星からなる。英語ではこの星団をカモに見立て、the Wild Duck Cluster と呼ぶ。
- M26 (NGC 6694):散開星団。距離5000光年。
由来と歴史
1684年に「ソビエスキのたて座」 Scutum Sobiescianum としてヨハネス・ヘヴェリウスが制定した[1]。これは、1679年に焼失したヘヴェリウスの観測施設の再建に協力したポーランド王ヤン三世ソビエスキを記念したものである[1]。