じょうぎ座
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テンプレート:Infobox Constellation じょうぎ座(定規座、Norma)は、南天の星座の1つ。小さく目立たない星座である。さそり座とケンタウルス座にはさまれている。
主な天体
恒星
テンプレート:See also 現在、この星座にはα星とβ星がない。
- γ2星:4等星だが、じょうぎ座で最も明るい恒星である。
星団・星雲・銀河
星座全体が天の川にかかっているので、多くの星雲・星団がある。
由来と歴史
1756年にフランスの天文学者ニコラ・ルイ・ド・ラカーユが作成した天球儀に初めて描かれた[1]。最初ラカーユは、 l'Équerre et la Règle と名づけた。これは、製図用具の直定規と曲尺を意味する[1]。かつては、Quadrans Euclidis(ユークリッドの定規座)とも呼ばれたこともある。
1930年にウジェーヌ・デルポルトが星座の境界線を定めた際、じょうぎ座のα星はさそり座N星、β星はさそり座H星とされた。