お年玉袋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
お年玉袋(おとしだまぶくろ)は、正月にお年玉をあげる際にお金(主に紙幣)を入れる袋のこと。
紙製のものが多く、名刺大から長形4号封筒のサイズぐらいのものまである。
「ポチ袋」(点袋)と呼ばれることもあるが、この「ポチ」は関西方言で「心づけ、祝儀」を意味し、もっぱら舞妓などに与えていた祝儀袋のことであった。「ポチ」には「小さな」(これっぽち)という意味があり、「少ないですが」という謙虚な気持ちで与えたのが始まりである[1]。
なお、日本では白地が主流だが、中華圏では赤地が主流で、「紅包」「紅包袋」などと呼ばれる。
脚注
テンプレート:Reflist 近年では全国共通で「ポチ袋」と呼称される事が多い。