うに弁当 (リアス亭)

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うに弁当(うにべんとう)は、うにをクローズアップした弁当。本項目では、清雅荘弁当部(リアス亭)が三陸鉄道久慈駅などで販売している駅弁について述べる。

沿革

調製元の清雅荘は、もともと普代村にあった旅館。盛岡の仕出屋から転業して開業。その後旅館は廃業し、「うに弁当」の調製・売店営業・観光列車での車内販売に専念することになった。うに弁当の製造部門は「清雅荘弁当部」、また売店の屋号は「リアス亭」を使っている。

うに弁当

ウニ三陸海岸でとれたものを使っている。ご飯はウニの炊き込みご飯で、その上に蒸しウニを敷き詰めている。他に大根漬物とレモンスライス。11月から3月までの冬季は事前予約がないと製造しない。

1986年頃に登場した。当時は清雅荘のおかみさんが普代駅から乗り込んで、三陸鉄道北リアス線の一部の列車で車内販売をしていた。その後清雅荘は旅館営業を廃業。2000年前後の「NHKニュースおはよう東北」での紹介、駅弁ブーム、お座敷列車「さんりくしおかぜ」での車内販売などによって、知名度が増した。

一日20個の限定製造であり、入手が難しいことから「幻の駅弁」として更に名を上げている。

販売箇所は以下の通り。

  • 三陸鉄道久慈駅構内・清雅荘直営そば屋「リアス亭」
  • 「さんりくしおかぜ号」車内販売
  • 三陸鉄道宮古駅売店「RIAS BOX」

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