MuseScore
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MuseScore(ミューズスコア)とは、西野直幸が開発したMuseデータ作成用フリーソフトである。このソフトを使用するには別途Museが必要となり、初めて使用する際にはMuseへのパスを設定しなければいけない。
このソフトはバグの項でも述べているように、フリーソフトとはいえあまりにも多すぎるバグがあり、使うには使用途中でのバグ発生により保存できずに終了されてしまうリスクも負わなくてはいけない。
概要
- Muse データの作成には、特有の文法を知らないと作成できないが、このMuseScoreを使うことによって、五線譜上に音符を置く感覚でMuseデータを作成できる。
- 画面左上のツールバーから挿入音符を選択、五線譜にクリックするとダイアログが表示され、そこで音名や詳細設定(符点やタイの設定など)をして五線譜に挿入する。
- 音名の記述は "drmfslc"(ドレミファソラシ)のイタリア式か、"cdefgab" のアメリカ・イギリス式、"cdefgah" のドイツ式で行われる。
- 歌詞表示の設定、1小節に20個を超える音符の挿入、変拍子(小節内の音符数を調節すれば可能)、音声ファイルの挿入などには対応していない。
バグ
MuseScoreにはフリーソフトとはいえMuse関連ソフトでは恐らく最も多いバグがある。その内容は解決済みのものも含めて(ほとんど解決されていない)、
- 音量設定が作成されるファイルと1メンバーずつずれる
- メンバーを指定して演奏させようとすると、MuseScoreが強制終了される場合が多い
- ステレオ(左右のスピーカーの出力割合)を途中部分のみ変更すると、変更終了点に "(null)" と記述され、演奏不能になる
- MuseScoreファイルをMuseScoreに関連付け、MuseScoreをファイルのダブルクリックで立ち上げると、各メンバーに設定したメンバー名称が適用されない
- 連符中に休符を入れることができない
- 強いスタッカートの後に全く同じ音で同じ音符のスタッカート無しの音符を入れると、その通常の長さの音符までスタッカートになってしまう
- 「独唱オー」が「合唱オー」になっている
が判明しているが、これ以外にも相当数あると思われる。
関連項目
※楽譜作成ソフトウェアの「MuseScore」とはまったく別の物である。
外部リンク
※作者はホームページを持っていない。