Dbx
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テンプレート:出典の明記 テンプレート:小文字 dbxとは
- 米国ユタ州の音響機器メーカーで、現在はハーマン・インターナショナル傘下にある。
- 1.が開発したノイズリダクションシステム。
- UNIXデバッガのdbx (UNIX)。
である。ここでは1.2.に関して記述する。
dbx
1971年に設立され、プロ用コンプレッサー、リミッター、マイクプリアンプ等シグナルプロセッサを製造する。
dbxノイズリダクション
アナログテープレコーダーなどにおいて、録音時に原信号の全信号レベルを一律に最大レベルに近付けさせる(最大レベルを 0db とすると、たとえば、-20db → -10db, -10db → -5db といったように。ダイナミックレンジの圧縮)変換を掛けて、再生時には逆に小さい信号ほど小さくする逆変換(さきほどの例の場合なら -5db → -10db, -10db → -20db といったように。ダイナミックレンジの伸長)を掛けることによる、ノイズリダクションの方式で業務用のtype1と民生用のtype2がある。
ドルビーノイズリダクションシステムなどと比べ、全帯域のノイズを抑圧できるという特長がある。一方でドルビー方式であれば高域を下げるなどの簡易的な方法でも一応それらしく再生できるのに対し、dbx方式は対応機器以外では、200x年代後半に目立つようになってきたマスタリングのような「音圧を上げた」状態で再生する他ない、という弱点がある。また変換に必須である指数・対数変換回路はアナログ時代には高価であった。