高瀬淳一

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高瀬 淳一(たかせ じゅんいち、1958年 - )は、日本政治学者。専門は情報政治学サミット研究。

東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、同大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。

名古屋外国語大学現代国際学部国際教養学科・同大学院国際コミュニケーション研究科教授。

プロフィール

専門は情報政治学。言葉や情報の政治的利用を中心に、現代の日本の民主政治のあり方について研究している。著作や新聞評論等では、政治家の演説やリーダーシップ・スタイルの分析のほか、不利益分配時代の政治のあり方、政党政治、ネット選挙などについても発言している(外部リンク参照)。

G8サミット(主要国主要会議)の研究者としても知られ、九州・沖縄サミット北海道洞爺湖サミットでは多くのマスメディアに登場した。

公務員試験の受験指導者としても知られ、多くの著書がある。


著書

単著

  • 『情報と政治』(新評論, 1999年)
  • 『サミット――主要国首脳会議』(芦書房, 2000年)
  • 『武器としての<言葉政治>――不利益分配時代の政治手法』(講談社[講談社選書メチエ],2005年)ISBN 4062583437
  • 『情報政治学講義』(新評論,2005年)
  • 『「不利益分配」社会――個人と政治の新しい関係』(筑摩書房[ちくま新書],2006年)
  • 『できる大人はこう考える』(筑摩書房[ちくま新書],2008年)
  • 『政治家を疑え』 (講談社,2009年)

共著

  • 砂田一郎・薮野祐三編『比較政治学の理論』(学校法人東海大学出版会|東海大学出版会,1990年)
  • 熊田喜三男編『情報時代の社会・経営』(学文社, 1995年)
  • 竹尾隆・井田正道編『政治学の世界』(八千代出版,1997年)
  • 今村浩・三好陽編『巨大国家権力の分散と統合――現代アメリカの政治制度』(東信堂,1997年)
  • 中野実編『リージョナリズムの国際政治経済学』(学陽書房,2001年)
  • 青木一能・大谷博愛・中邨章編『国家のゆくえ』(芦書房,2001年)

共編著

  • New Directions in Global Political Governance: the G8 and International Order in the Twenty-first Century, co-edited with John J. Kirton, (Ashgate, 2002).


公務員試験関連著作

(単著)

  • 『行政5科目まるごとパスワード』(実務教育出版,1996年/改訂版,2012年)
  • 『行政5科目まるごとインストール』(実務教育出版,2000年/改訂版,2012年)
  • 『国際関係の頻出問題』(実務教育出版, 1996年)
  • 『専門科目別問題集 国際関係』(実務教育出版, 1997-2002年に各年版を出版)
  • 『はじめて学ぶ国際関係』(実務教育出版,1997年/改訂版, 2006年)
  • 『20日間で学ぶ国際関係の基礎』(実務教育出版,2002年/改訂版, 2005年)

(編著・編集代表・執筆責任者)

  • 『公務員試験 速攻の時事』(実務教育出版,2001年- 年度版)
  • 『公務員試験 速攻の時事 実践トレーニング編』(実務教育出版,2005年- 年度版)
  • 『教員採用試験 速攻の時事』(実務教育出版,2007年- 年度版)
  • 『公務員試験 速攻の「政策論」』(実務教育出版,2012年- 年度版)

(共著)

  • 『最新データ比較政治ハンドブック――日・米・欧各国の政治制度と政治過程』(近裕一共著, 実務教育出版, 1990-2000年に各年版を出版)
  • 『まるごとナビゲーション世界の政治・日本の政治』(近裕一共著, 実務教育出版, 2001年)


最近の主なTV出演


外部リンク


関連項目