青根温泉
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テンプレート:日本の温泉地 青根温泉(あおねおんせん)は、宮城県柴田郡川崎町(旧国陸奥国、明治以降は陸前国)にある温泉。
アクセス
泉質
- 硫酸塩泉
温泉街
蔵王連峰東側に温泉街が広がる。以下の宿がある。
- 流辿
- 観山聴月
- とだ家
- 岡崎旅館
- 湯元不忘閣 - 日本秘湯を守る会会員
- 名号舘
坊源は2011年3月31日に閉館。
日帰り入浴施設はじゃっぽの湯がある。
足湯は以下の2つある。
- 停車場の湯
- 朝日の湯
かつて共同浴場は2軒存在した。そのうちの一軒であった「大湯」は、隣接する旅館「名号舘」の内湯も兼ねていた。 大湯の老朽化に伴い、代わりに日帰り入浴施設が建設されることとなり、2006年3月15日に共同浴場は2つとも一旦閉鎖され、日帰り入浴施設「じゃっぽの湯」がオープンした。但し「大湯」は、元々伊達氏からの歴史があることから、観光客中心に復活の要望も強く、地元自治体の支援を取り付け改装し、2008年4月に名号舘の宿泊客のみが利用できる形ではあるが再建された。
歴史
開湯は1528年である。アオヌキの木の下からお湯が沸いていたことから、青根の名前がついた。
江戸時代は仙台藩伊達氏の御殿湯が置かれた。伊達氏の御殿湯は他にも東鳴子温泉にも置かれた。藩主専用の湯治場であった青根御殿が存在するが、明治時代に焼失したものを昭和初期に再建したものである。