陸前高田駅
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陸前高田駅(りくぜんたかたえき)は、岩手県陸前高田市高田町字鳴石にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)大船渡線の駅である。
歴史
- 1933年(昭和8年)12月15日 - 開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 業務委託化。陸前高田駅長が廃止され、気仙沼駅長管理下となる。
- 2011年(平成23年)3月11日 - 東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)による津波で駅舎が流失[1]。当日の勤務にあたっていた委託会社社員が被災し死亡した。
- 2013年(平成25年)3月2日 - BRTで仮復旧。駅を陸前高田市役所仮庁舎前に移設。
駅構造
バス・ラピッド・トランジット (BRT) の運行開始に伴い、陸前高田市役所仮庁舎前(岩手県交通「陸前高田市役所前」バス停と同一位置)にBRTの駅が設けられた。また火・木・日曜に限り、盛駅から駅員が派遣され、みどりの窓口が営業している。営業時間は10時 - 13時と14時 - 16時。
震災前の駅は陸前高田市高田町字並杉18に所在し、相対式ホーム2面2線を有する地上駅であり、互いのホームは構内踏切で連絡していた。気仙沼駅管理の業務委託駅(ジャスター委託)で、みどりの窓口(営業時間 7時15分 - 17時、途中休止時間帯あり)と自動券売機も設置されていた。
のりば
1 | テンプレート:Color大船渡線(下り) | 盛方面 |
2 | テンプレート:Color大船渡線(上り) | 気仙沼・一ノ関方面 |
- 陸前高田駅ホーム.JPG
ホーム
- Rikuzen-Takada station hyosatsu.jpg
表札
利用状況
2010年度の乗車人員は1日平均220人。2013年度のBRTにおける乗車人員は75人[2]。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 | 備考 |
2000 | 433 | |
2001 | 426 | |
2002 | 390 | |
2003 | 352 | |
2004 | 324 | |
2005 | 288 | |
2006 | 287 | |
2007 | 260 | |
2008 | 253 | |
2009 | 222 | |
2010 | 220 | |
2011 | - | 東北地方太平洋沖地震を受け運休中 |
駅周辺
移転前の当駅周辺の中心市街地の大半は東日本大震災の津波で壊滅している。
- 陸前高田市役所
- 岩手県交通陸前高田駅前停留所(世田米・住田高校前方面)
- 岩手県交通高田バスターミナル
- 岩手県立高田病院
- キャピタルホテル1000
- 夜行高速バスけせんライナー陸前高田(キャピタルホテル1000)停留所
- 気仙沼信用金庫高田支店(元・一関信用金庫高田支店)
- 高田松原(日本の白砂青松100選認定)
- 高田松原海水浴場
- 奇跡の一本松
- 陸前高田郵便局
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color大船渡線(BRT区間:気仙沼方面)
- テンプレート:Color大船渡線(BRT区間:陸前矢作方面)
- 竹駒駅 - 陸前高田駅 - 高田病院駅
- ※BRT区間は鹿折唐桑駅 - 当駅間において鉄道運用時と経路が異なるため、当駅 - 陸前矢作駅間は支線扱いとなっている。
- テンプレート:Color大船渡線(鉄道運用時)
- 竹駒駅 - 陸前高田駅 - 脇ノ沢駅
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:大船渡線- ↑ テンプレート:PDFlink 岩手県、2011年10月6日。
- ↑ BRT駅別乗車人員(2013年度) - 東日本旅客鉄道