陶山健一
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陶山 健一(すやま けんいち、1936年 - 1997年1月)は新左翼活動家。革命的共産主義者同盟全国委員会(中核派)最高幹部。革マル派の幹部森茂は、陶山の実兄である。
東京大学農学部の学生だったとき、60年安保闘争に飛び込む。社会主義学生同盟委員長として名を馳せた。
卒業後は、農林水産省に入庁するものの、過激な左翼運動を理由に懲戒免職される。以後、中核派の専従活動家となるが、私生活ではよきパパぶりを発揮していたことも知られている。死因は内臓疾患だった。
主な著作は、亜紀書房から上梓された『反戦派労働運動』である。同書は品切れのため長らく入手困難な状態にあったが、前進社が『陶山健一重要著作集』として復刊した。ただし、前進社版では亜紀書房版における「差別語」などについては、改変をした状態で発刊している。
文献
- 反戦派労働運動(上)陶山健一重要著作集1 前進社 ISBN 9784881391297
- 反戦派労働運動(下)陶山健一重要著作集2 前進社 ISBN 9784881391327