格言
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格言(かくげん、テンプレート:Lang-en、アフォリズム)とは、人間の生き方、真理、戒め、武術、相場、商売などの真髄について、簡潔に、言いやすく覚えやすい形にまとめた言葉や短い文章。わかりやすく言うと名言(めいげん)。
ことわざが、庶民の生活の知恵から出たものであるのに対し、格言は、昔の聖人・偉人・高僧などが言い残した言葉や、古典に由来するものを言うことが多い。箴言(しんげん)、金言(きんげん)、金句(きんく)や警句を含む。個人が座右の銘とする場合もある。
海外の哲学者においては、表現手段としてアフォリズムを多用した者もおり、ラ・ロシュフコーやエリック・ホッファー等が挙げられる。
例
- 狭き門より入れ(マタイによる福音書)
- 巧言令色鮮なし仁(論語)
- 沈無用の用(老子)
- 泣いて馬謖を斬る(三国志)
- 人の行く裏に道あり花の山(株式相場での格言)
- 医は仁術なり(養生訓)
- 人生は短く、技芸は長い(ヒポクラテスの箴言)