札幌市立高等専門学校
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札幌市立高等専門学校(さっぽろしりつこうとうせんもんがっこう)は、北海道札幌市南区にあった高等専門学校である。本校を母体に2006年4月に札幌市立大学が開学したため、2005年度から本科生の募集を停止。
初代校長清家清
沿革
- 1991年4月 開校。インダストリアル・デザイン学科設置
- 1996年4月 公立高専で全国初の専攻科設置
- 2006年4月 札幌市立大学の開学に伴い、前年度から学生募集を停止。
- 2009年3月 本科閉校
- 2011年3月 専攻科閉校
理念
札幌市立高等専門学校の理念は、1919年に設立されたドイツの造形学校である「バウハウス」の早期教育に影響を受けている。 野外美術館、美術館、各種工房を兼ね備えた札幌芸術の森が隣接する他、豊かな自然に囲まれたキャンパスの立地条件に加え、”Be Beautiful”というスローガン、自由な校風の元、のびのびと創作活動を行える設備、環境が整えられている。「もの」を正確に、そして、自由に表現できる能力を養い、情報機器を自由に操作でき、国際的なコミュニケーションを行える人材の育成を目指している。
設置学科
本科
- インダストリアル・デザイン学科(5年制・定員80名/1学年)
- 工業デザインコース
- 環境デザインコース
- 建築デザインコース
- 工芸デザインコース
- 視覚デザインコース
専攻科
- インダストリアル・デザイン専攻(2年制・定員20名/1学年)
- 工業デザイン専攻
- 環境デザイン専攻
- 建築デザイン専攻
- 工芸デザイン専攻
- 視覚デザイン専攻