平田町駅
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平田町駅(ひらたちょうえき)は、三重県鈴鹿市算所三丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)鈴鹿線の駅。鈴鹿線の終着駅である。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線を持つ地上駅で、到着した列車がそのまま折り返すのみの構造である。ホームは下り(南)側にあり、伊勢若松方面行きの列車が発着する。駅舎は車止め付近の南に位置している。
1980年代までは、ホーム1面に対し両側に線路(いわゆる1面2線の島式構造)であり、折り返し車両はどちらの線にも進入していた。現在ではホーム南側の線路は撤去され自転車置き場とホーム上の待合室になっている。
利用状況
「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 3,373 |
1998年 | 3,231 |
1999年 | 3,095 |
2000年 | 3,048 |
2001年 | 3,029 |
2002年 | 2,988 |
2003年 | 3,087 |
2004年 | 3,115 |
2005年 | 3,159 |
2006年 | 3,189 |
2007年 | 3,176 |
2008年 | 3,219 |
2009年 | 3,096 |
2010年 | 3,192 |
2011年 | 3,344 |
2012年 | 3,287 |
- 平田町駅の利用状況の変遷を下表に示す[1]。
- 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
- 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
- 2008年11月18日の調査結果によると、1日の利用客は5,184人(前回2005年11月8日の調査では5,016人)。この数字は…
- 近鉄の全調査対象駅(287駅)中、120位(鈴鹿線内では最多)。
- 三重県内の近鉄の駅(116駅、但し調査当時)の中では、17位。
- 2008年11月18日の調査結果によると、1日の利用客は5,184人(前回2005年11月8日の調査では5,016人)。この数字は…
- 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年 度 | 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 | 乗降人員調査結果 人/日 |
特 記 事 項 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
通勤定期 | 通学定期 | 定期外 | 合 計 | 調査日 | 調査結果 | ||
1963年(昭和38年) | 628,740 | ←←←← | 245,904 | 874,644 | 開業 | ||
1964年(昭和39年) | 877,740 | ←←←← | 263,619 | 1,140,939 | |||
1965年(昭和40年) | 945,540 | ←←←← | 271,718 | 1,217,258 | |||
1966年(昭和41年) | 1,001,370 | ←←←← | 270,233 | 1,271,603 | |||
1967年(昭和42年) | 1,001,970 | ←←←← | 290,802 | 1,292,772 | |||
1968年(昭和43年) | 925,260 | ←←←← | 316,356 | 1,241,616 | |||
1969年(昭和44年) | 882,090 | ←←←← | 354,381 | 1,236,471 | |||
1970年(昭和45年) | 835,830 | ←←←← | 330,938 | 1,166,768 | |||
1971年(昭和46年) | 771,240 | ←←←← | 304,839 | 1,076,079 | |||
1972年(昭和47年) | 797,520 | ←←←← | 322,891 | 1,120,411 | |||
1973年(昭和48年) | 828,870 | ←←←← | 350,500 | 1,179,370 | |||
1974年(昭和49年) | 939,840 | ←←←← | 367,433 | 1,307,273 | |||
1975年(昭和50年) | 943,710 | ←←←← | 364,495 | 1,308,205 | |||
1976年(昭和51年) | 934,350 | ←←←← | 374,572 | 1,308,922 | |||
1977年(昭和52年) | 889,020 | ←←←← | 394,078 | 1,283,098 | |||
1978年(昭和53年) | 895,320 | ←←←← | 394,856 | 1,290,176 | |||
1979年(昭和54年) | 879,360 | ←←←← | 399,293 | 1,278,653 | |||
1980年(昭和55年) | 898,500 | ←←←← | 432,737 | 1,331,237 | |||
1981年(昭和56年) | 920,730 | ←←←← | 417,136 | 1,337,866 | |||
1982年(昭和57年) | 916,680 | ←←←← | 401,054 | 1,317,734 | 11月16日 | 5,844 | |
1983年(昭和58年) | 892,410 | ←←←← | 373,858 | 1,266,268 | 11月8日 | 5,709 | |
1984年(昭和59年) | 925,710 | ←←←← | 349,144 | 1,274,854 | 11月6日 | 6,665 | |
1985年(昭和60年) | 928,440 | ←←←← | 363,640 | 1,292,080 | 11月12日 | 5,738 | |
1986年(昭和61年) | 970,470 | ←←←← | 365,398 | 1,335,868 | 11月11日 | 6,120 | |
1987年(昭和62年) | 1,044,720 | ←←←← | 351,170 | 1,395,890 | 11月10日 | 6,349 | |
1988年(昭和63年) | 1,101,270 | ←←←← | 351,197 | 1,452,467 | 11月8日 | 6,557 | |
1989年(平成元年) | 1,131,510 | ←←←← | 345,280 | 1,476,790 | 11月14日 | 6,709 | |
1990年(平成2年) | 1,119,000 | ←←←← | 355,595 | 1,474,595 | 11月6日 | 6,740 | |
1991年(平成3年) | 1,204,410 | ←←←← | 376,308 | 1,580,718 | |||
1992年(平成4年) | 1,173,000 | ←←←← | 360,791 | 1,533,791 | 11月10日 | 6,988 | |
1993年(平成5年) | 1,174,770 | ←←←← | 350,819 | 1,525,589 | |||
1994年(平成6年) | 1,109,550 | ←←←← | 329,527 | 1,439,077 | |||
1995年(平成7年) | 1,073,370 | ←←←← | 332,073 | 1,405,443 | 12月5日 | 6,485 | |
1996年(平成8年) | 1,018,950 | ←←←← | 352,686 | 1,371,636 | |||
1997年(平成9年) | 902,670 | ←←←← | 328,543 | 1,231,213 | |||
1998年(平成10年) | 872,820 | ←←←← | 306,549 | 1,179,369 | |||
1999年(平成11年) | 851,490 | ←←←← | 281,178 | 1,132,668 | |||
2000年(平成12年) | 834,990 | ←←←← | 277,399 | 1,112,389 | |||
2001年(平成13年) | 825,120 | ←←←← | 280,540 | 1,105,660 | |||
2002年(平成14年) | 802,830 | ←←←← | 287,962 | 1,090,792 | |||
2003年(平成15年) | 827,850 | ←←←← | 301,943 | 1,129,793 | |||
2004年(平成16年) | 822,300 | ←←←← | 314,840 | 1,137,140 | |||
2005年(平成17年) | 827,820 | ←←←← | 325,292 | 1,153,112 | 11月8日 | 5,016 | |
2006年(平成18年) | 836,250 | ←←←← | 327,796 | 1,164,046 | |||
2007年(平成19年) | 829,710 | ←←←← | 332,864 | 1,162,574 | |||
2008年(平成20年) | ←←←← | 11月18日 | 5,184 | ||||
2009年(平成21年) | 819,210 | ←←←← | 310,687 | 1,129,897 |
駅周辺
周辺には飲食店や宿泊施設など各種の商業施設が集まるほか、徒歩圏内にイオンモール鈴鹿や鈴鹿ハンターなどの大規模商業施設があり、市の繁華街のひとつとなっている。
駅南西にはかつて日本海軍(海軍工廠や飛行場など)の施設があったが、この跡地利用策の一環として大規模工場のほか鈴鹿線の誘致(延伸)[2]がなされ、旭化成や本田技研工業などの工場が立地している(かつて同地域にあった鐘紡は撤退し、跡地に前述のイオンモール鈴鹿などが立地している[3])。
当駅より鈴鹿サーキットへは、タクシー(約15分[4])利用となる。
主な施設
- イオンモール鈴鹿(かつては「イオン鈴鹿ショッピングセンターベルシティ」や「イオンモール鈴鹿ベルシティ」という名称であった)
- 鈴鹿ハンター
- 三重県立飯野高等学校
- 鈴鹿中学校・高等学校
路線バス
バス停の名称は運行主体によって異なるが、いずれも駅前ロータリーの同位置に設置されている。
- 平田町駅バス停
- 近鉄平田町駅バス停
- 鈴鹿市コミュニティバス
- 椿・平田線 椿大神社行き(長沢経由)
- 椿・平田線 ハンター・アイリス行き
- 白子・平田線 白子駅西行き(国府台経由)
- 白子・平田線 ベルシティ行き
- 太陽の街・平田線 太陽の街行き(サーキット稲生駅口経由)
- 太陽の街・平田線 ベルシティ行き
- 鈴鹿市コミュニティバス
その他
駅周辺の標識や施設・店舗名[5]などの表記において平田駅(「平田駅前店」など)と省略したものが多く用いられている。
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- 鈴鹿線
- テンプレート:Color急行(到着列車のみ)・テンプレート:Color普通
- 三日市駅 - 平田町駅
- テンプレート:Color急行(到着列車のみ)・テンプレート:Color普通
脚注
関連項目
外部リンク
- 平田町(駅の情報) - 近畿日本鉄道
- ↑ 三重県統計書(各年度版)、テンプレート:要出典範囲。
- ↑ 海軍工廠跡地と鈴鹿市の工場設置(県史あれこれ) - 三重県
- ↑ 平成19年度第1回鈴鹿市建築審査会会議録 - 鈴鹿市
- ↑ 電車でご来園の方(交通アクセス) - 鈴鹿サーキット
- ↑ 金融機関(第三銀行・JA鈴鹿など)・学習塾・小売店など業種を問わない。