八斎戒
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テンプレート:Sidebar 八斎戒(はっさいかい)とは、仏教の戒律の1つで、六斎日に在家信徒が守るべき8つの生活規則のことである。
構成
仏教の在家信者の守るべき基本的な五戒に後述の3つの戒を加えたもので、五戒の内「不邪淫戒」の代わりに
- あらゆる性行為を行わない(不淫戒)
を守り、さらに
- 正午以降は食事をしない
- 歌舞音曲を見たり聞いたりせず、装飾品、化粧・香水など身を飾るものを使用しない
- 天蓋付きで足の高いベッドに寝ない
の3つの戒を守る。
通常は寺院に詣でて法話を聞いたり、布施等を行う日で、『上座部仏教』と『大乗仏教』では月に6日間(6回)の六斎日を、また、『密教』では月に10日間(10回:日本では観音の縁日)の十斎日に守れば良いとされた。