丸墓山古墳

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丸墓山古墳(まるはかやまこふん)は、埼玉県行田市にある古墳。埼玉古墳群の一基で、円墳。

日本最大規模の円墳で、埼玉古墳群の大型古墳で登ることができるのは、稲荷山古墳と丸墓山古墳のみ。

概要

直径105メートル、高さ18.9メートル[1]

遺骸を納めた石室など埋葬施設の主体部は未調査だが、墳丘表面を覆っていた葺石や、円筒埴輪、人物埴輪などの埴輪類やが出土しており、これらの出土遺物の形式から築造年代は6世紀の前半と考えられている。

1985年(昭和60年)から1987年(昭和62年)にかけて墳頂部と墳丘東側を中心に整備が行われた。また、周濠の一部が復元されている。

歴史

1590年天正18年)、小田原征伐に際して、忍城攻略の命を受けた石田三成が丸墓山古墳の頂上に陣を張った。三成は忍城を水攻めするため、丸墓山を含む半円形の石田堤を28kmほど作る。丸墓山から南に真っ直ぐ伸びている道路は、この堤の名残である。

そのほか『新編武蔵風土記稿』に麿墓山(まろはかやま)として記載があるほか、様々な書物に多くの伝説を残している。 テンプレート:-

風景

丸墓山古墳とその周辺は桜の名所として親しまれている。

脚注

  1. 埼玉古墳群 - 行田市(行田市教育委員会)

関連項目

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外部リンク

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