三輪崎駅

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三輪崎駅(みわさきえき)は、和歌山県新宮市三輪崎一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)のである。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する行違い可能な地上駅。駅舎は紀伊田辺方面行きホーム側にあり、反対側の新宮方面行きホームへは跨線橋で連絡している。

新宮駅管理の無人駅であるが、昭和61年(1986年)3月に竣工した簡易駅舎があり、内部には便所や待合所がある。待合所には簡易な自動券売機が設置されていたが老朽化により2013年12月10日をもって撤去された。

三輪崎駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
1 テンプレート:Colorきのくに線 紀伊勝浦紀伊田辺和歌山方面
2 テンプレート:Colorきのくに線 新宮方面

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである。[1]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1998 184
1999 176
2000 144
2001 147
2002 120
2003 113
2004 94
2005 95
2006 87
2007 72
2008 64
2009 60
2010 61
2011 48
2012 48

駅周辺

三輪崎港を中心に栄えた漁港の町、三輪崎の市街北端に位置している。三輪崎は1933年(昭和8年)の10月1日に新宮町と合併して新宮市の一部となるまでは三輪崎町という単独の町であった。駅は国道に背を向けた場所にあり、駅前の道路は国道42号の旧道であるが、この旧道を駅から数分歩くとそこはもう海(熊野灘)である。

  • 新宮市役所三輪崎支所
  • 三輪崎郵便局
  • 新宮警察署三輪崎交番
  • 新宮市立三輪崎小学校
  • 新宮市立光洋中学校
  • 高野坂
  • 国道42号

歴史

開業当初は勝浦駅(現在の紀伊勝浦駅)方面への始発駅であった。

  • 1912年大正元年)12月4日 - 新宮鉄道の当駅から勝浦駅(現在の紀伊勝浦駅)までの開通に伴い、三輪崎駅(みわきえき)として開業。
  • 1913年(大正2年)3月1日 - 新宮鉄道の新宮駅から熊野地駅を経て当駅までが開通。
  • 1934年昭和9年)7月1日 - 新宮鉄道の国有化により紀勢中線の駅となる。同時に駅名の読みを現在の「みわき」に変更。
  • 1938年(昭和13年)5月20日 - 新宮駅から当駅までの区間が新線に切り替え。旧線のうち熊野地駅から当駅までの区間は廃止(残りの区間は一部ルート変更の上、貨物支線として1982年まで残存)。
  • 1940年(昭和15年)8月8日 - 路線改称により紀勢西線所属となる。
  • 1959年(昭和34年)7月15日 - 再度の路線改称により紀勢本線所属となる。
  • 1985年(昭和60年)3月14日 - 無人化。
  • 1986年(昭和61年)3月 - 現在の駅舎が竣工。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道に承継。

隣の駅

西日本旅客鉄道
テンプレート:Colorきのくに線(紀勢本線)
新宮駅 - 三輪崎駅 - 紀伊佐野駅

かつて存在した路線

鉄道省(国有鉄道)
紀勢中線(旧線)
熊野地駅 - 三輪崎駅 (- 秋津野駅(現・紀伊佐野駅))
※熊野地駅と三輪崎駅の間には広角駅もあったが、新線切り替え前の1937年に廃止されている。

脚注

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関連項目

外部リンク

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  1. 『和歌山県統計年鑑』及び『和歌山県公共交通機関等資料集』