ピカルディ地域圏

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フランス > ピカルディ地域圏 テンプレート:フランス地域圏概要


ピカルディ地域圏Picardie)は、フランス北部の地域圏である。ベルギーとの国境に近く、酪農や畑作、軽工業が盛んである。緯度樺太と同程度であるが、西岸海洋性気候のため一年を通じて温暖に過ごす事ができる。域内面積は日本の四国と、人口は三重県と同じぐらいの規模である。州都は大聖堂で有名なアミアン第一次世界大戦第二次世界大戦と2度の世界大戦において主戦場の一つとなり、甚大な被害を受けた。主要産業は農業。

ここのエーヌ県オワーズ県ヴァロワValois)と呼ばれる地である。フランス王国カペー朝フィリップ3世の4男シャルルがこのヴァロワに封じられヴァロワ伯となった。この家系をヴァロワ家と呼ぶ。カペー朝がシャルル4世で絶えた後、サリカ法により男系血統を受け継ぐフィリップ6世(シャルルの長男)が1328年にフランス王に即位した。この王朝をヴァロワ朝と呼ぶ。国王ルイ12世を出したヴァロワ=オルレアン家や国王フランソワ1世以後5代の王を出したヴァロワ=アングレーム家もヴァロワ家の傍流である。1589年アンリ3世が暗殺されてヴァロワ朝は断絶し、代わってブルボン朝が始まった。

行政区画

ファイル:Picardie.svg
地域圏の区画
右がエーヌ県、左上がソンム県、左下がオワーズ県

テンプレート:地域区分表


外部リンク

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