ハンカチ落し
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ハンカチ落し(ハンカチおとし)とは、複数の人が野外または野内で行う遊び。
鬼とそれ以外に分かれ、鬼以外は円になって座った後、内側を向いて、鬼の動作を見守る。鬼はハンカチを持ってそれらの人々の後ろを走りまわり、そ知らぬ顔で、ハンカチを落とす。鬼がハンカチを落としたら、自分の後ろにハンカチを落とされた人は、鬼が1周して自分の所に戻ってくる前に、鬼を追いかけなければならない。鬼が追いつかれずに、ハンカチを落とされた人のところに座り込めば、鬼の勝ちとなり、鬼が交代する。追いつかれた場合には、再び鬼とならなければならない。
また、鬼が一周してくるまでハンカチに気付かず、鬼にタッチされた人は円の中心に座らされて遊びに参加出来なくなるというルールがある場合もある。この場所は「便所」などと呼ばれ、新たに「便所」に入る人が現れるまで出る事が出来ないが、「便所」の人への配慮として、「鬼が5回変わるまで」などの時間制限が設けられる事もある。