シーインタラーティット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
肖像 | |
---|---|
なし | |
基本情報 | |
正式名称 | シーインタラーティット王 |
タイ語表記 | ขุนศรีอินทราทิตย์ |
英語表記 | King Sri Indradhit |
別名・通称 | |
称号 | |
王朝・代 | スコータイ王朝1代目 |
統治地域 | 現在のスコータイ県の近辺 |
誕生 | |
即位期間 | |
その他の呼称 | ポークン・バーンクラーンハーオ |
前の王 | |
次の王 | バーンムアン王 |
シーインタラーティット王は小タイ族を中心とするタイの最初の王で、スコータイ王朝最初の王である。年代については断定できないが、13世紀ごろにはクメール人の王朝下でバーンヤーン(現在のピサヌローク県ナコーンタイ郡)の領主をしていて、名はポークン・バーンクラーンハーオだったとされる。ラート(地名)の小タイ族領主だったポークン・パームアンとクメール人を追い出し、王国を作った。バーン・クラーンクラオは王位に就き、シーインタラーティットと名乗り、パームアンは摂政に就いたとされるが、実はシーインタラーティットとパームアンは同一人物だったという説もある。生没年不詳で、スコータイ王朝2代目の王、バーンムアン王と政権を引き継いだ年代も不明である。ただ、まだこの頃はスコータイ王朝はあまり大きな王国ではなかったと言われている。