インディアン座イプシロン星
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テンプレート:恒星 基本 テンプレート:恒星 特徴 テンプレート:恒星 位置 テンプレート:恒星 詳細 テンプレート:恒星 名称 テンプレート:恒星 終了 インディアン座イプシロン星 (Epsilon Indi, ε Ind / ε Indi)は太陽系から11.82光年の距離にある恒星。
インディアン座イプシロン星の位置から見ると、太陽はおおぐま座にある2等星として観測される。北斗七星のカップの部分(アルファ星からデルタ星の部分)にあるように見える。
インディアン座イプシロン星は肉眼で見える恒星のうち2番目に固有運動が大きい恒星である(最も速いのは一応はくちょう座61番星)。もしくは非常に条件が良く暗い夜空であるとすると、6.4等星のグルームブリッジ1830が加わるために3番目の速さとなる。
2003年1月、木星の47±10倍の質量をもち、インディアン座イプシロン星から1,500天文単位の距離を回る褐色矮星が発見されたと伝えられた。さらに8月、その褐色矮星と連星をなす別の褐色矮星が2.5天文単位離れた位置に発見された。この小さい方の褐色矮星は木星の28±7倍の質量をもつ。これら二つの褐色矮星はそれぞれインディアン座イプシロン星Ba、インディアン座イプシロン星Bbとされている。
フィクション
関連項目
外部リンク
- Epsilon Indi Ba and Bb、2つの褐色矮星について(英語)
- Sol Station — Epsilon Indi(英語)