吉川元 (学者)
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テンプレート:BLP unsourced 吉川 元(きっかわ げん、1951年6月1日 - )は、上智大学教授、日本国際政治学会評議員。専門は、国際関係論、ヨーロッパの安全保障。
人物
広島県広島市安佐北区出身。修道中学・高校を経て上智大学外国語学部ロシア語学科卒業後、一橋大学大学院法学研究科を修了。1995年一橋大学博士(法学)。トロント大学留学。
広島修道大学法学部講師・助教授・教授、神戸大学大学院法学研究科教授を経て、2007年から上智大学外国語学部国際関係論副専攻教授、2013年4月から広島市立大学広島平和研究所長。日本国際政治学会評議員。
著書
単著
- 『ソ連反体制運動の展開――ソ連人権問題の国際化』(広島修道大学総合研究所、1983年)
- 『ソ連ブロックの崩壊――国際主義、民族主義、そして人権』(有信堂高文社、1992年)
- 『ヨーロッパ安全保障協力会議(CSCE)――人権の国際化から民主化支援への発展過程の考察』(三嶺書房、1994年)
- 『国際安全保障論――戦争と平和、そして人間の安全保障の軌跡』(有斐閣、2007年)
- 『民族自決の果てに――マイノリティをめぐる国際安全保障』(有信堂高文社、2009年)
編著
- 『予防外交』(三嶺書房、2000年)
- 『国際関係論を超えて――トランスナショナル関係論の新次元』(山川出版社、2003年)
共編著
- (山田浩)『なぜ核はなくならないのか――核兵器と国際関係』(法律文化社、2000年)
- (加藤普章)『マイノリティの国際政治学』(有信堂高文社2000年)
- (加藤普章)『国際政治の行方――グローバル化とウェストファリア体制の変容』(ナカニシヤ出版、2004年)
- 『グローバル・ガヴァナンス論』、吉川元・首藤もと子・六鹿茂夫・望月康恵編、法律文化社、2014年
訳書
- ダニエル・P・モイニハン『パンダモニアム――国際政治のなかのエスニシティ』(三嶺書房、1996年)