ジャン=バティスト・バガザ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジャン=バティスト・バガザ(Jean-Baptiste Bagaza, 1946年 - )は、ブルンジの政治家・軍人で大統領。ツチ。現在は上院議員。
大佐時代の1976年11月、クーデターでミシェル・ミコンベロ大統領から政権を奪取、軍事独裁機構として最高革命評議会を設立し、元首に相当する議長にはバガザ自身が就任。事実上の独裁体制を敷き、同年11月2日には大統領に就任。しかしツチ優遇の行き過ぎ、汚職などで内外から批判が高まり、1987年にピエール・ブヨヤによるクーデターで失脚し追放された。ツチ優勢の最大政党民族進歩連合(UPRONA)に所属していたが、1994年に民族再生党(PARENA)を設立し、自らその党首となった。