那谷屋正義
テンプレート:日本の国会議員 那谷屋 正義(なたにや まさよし、1957年8月3日 - )は、日本の政治家。参議院議員(2期)。
来歴・人物
横浜国立大学教育学部卒業。小学校教諭を21年務める[1]。日教組教育政策委員長、神奈川県横浜市教職員組合書記長などを務めた後、2004年7月の第20回参議院議員通常選挙において、日本教職員組合の組織内候補者として比例代表で初当選。2010年7月の第22回参議院議員通常選挙において再選。
政策
インクルーシブ教育推進
障害の有無によらず、誰もが地域の学校で学べる教育の理念を表す、インクルーシブ教育について「2011年7月に改正障害者基本法が成立し、「障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会を実現する」と明記されました。したがって、学校現場においてはインクルーシブ教育を推進していくことが重要であると考えます。 しかし、特別支援学校への就学奨励に関する法律が、障害者基本法と整合性が取れない部分があります。小中学校の普通学級で学ぼうとする障害児についても就学奨励費を活用できるようにするとか、学校内での介助や通学時の移動介助にも就学奨励費が活用できるようにするなど、実態に合った運用が必要と考えます。インクルーシブ教育、ひいてはインクルーシブな社会の構築を強力に推し進めていきたいと思います。」と、2011年10月27日の参議院文教科学委員会質疑で発言している[2]。
学校施設の耐震化について
2010年頃から、中国の四川大地震の影響もあり、学校施設の耐震化が自民党政権によって推進していた[3]が、那谷屋も2012年3月13日の参議院予算委員会質疑で、学校施設の耐震化について「学校施設は防災拠点となっているが、老朽化が目立つ上、天井材や照明器具など、非構造部材の耐震性についても不安な状況になってきています。首都直下型地震や東海・東南海・南海地震への不安が大きくなっている中で、建物本体の耐震化ついては向上しつつありますが、非構造部材については29%前後という状況です。子どもたちの日々の安全と、避難してきた地域住民の生命を守るために、非構造部材の耐震化について速やかな進捗を図ります」と発言している。[4]
政策・活動
- 選択的夫婦別姓制度導入に賛成[7]。
- 男女共同参画の推進[8]。
- 集団的自衛権の行使に反対[9]。
- 2009年5月6日、1932年に中国で起きた平頂山事件について日本政府に公式謝罪を求める議員団に参加[10]。
エピソード
- 野球は高校時代エースでキャプテンを務めた[1]。
所属議員連盟
- 新政局懇談会
- 日本民主教育政治連盟(日政連)
- 在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟
- 駐留軍労働政策議員連盟
- 戦後強制抑留者問題解決促進議員連盟
- インクルーシブ教育を推進する議員連盟(事務局長代理)
- 立憲フォーラム(呼びかけ人)
脚注
- ↑ 1.0 1.1 公式プロフィール
- ↑ 第179回次 参議院 文教科学委員会 2号平成23年10月27日
- ↑ 文部科学省 平成20年10月17日 緊急総合対策を踏まえた学校耐震化加速に関するお願い (文部科学大臣からのメッセージ)[1]
- ↑ 第180回次 参議院 予算委員会 7号平成24年03月13日
- ↑ なたにや正義ホームページ
- ↑ なたにや正義ホームページ
- ↑ 「2010参院選 候補者アンケート」毎日jp (毎日新聞社)、2010年6月26日。
- ↑ なたにや正義ホームページ
- ↑ [2]
- ↑ http://news.liao1.com/newspage/2009/05/4286321.html
関連項目
外部リンク
- 参議院議員 なたにや正義(公式サイト)
- 民主党東京都総支部連合会