加納美術館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2008年10月2日 (木) 08:00時点におけるPoint136 (トーク)による版 (bot:導入部などのスタイル修正)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

加納美術館(かのうびじゅつかん)は、島根県安来市にある、備前焼絵画に関する美術館

旧広瀬町出身の日本画家・加納莞蕾の作品を展示するため、その子息である加納溥基が1996年に個人美術館として建設した。2002年に広瀬町が出資する財団法人加納美術振興財団に運営が引き継がれ、町立美術館として位置づけられた。2004年10月1日に安来市・広瀬町・伯太町が合併したため、財団は安来市の外郭団体となった。

備前焼金重陶陽山本陶秀藤原雄藤原啓の4人の人間国宝作家の作品280点余りを揃えている。古備前も鎌倉室町安土桃山時代の作品44点を展示。また加藤唐九郎ら100余名の作品を集めた茶碗コレクションもある。絵画は加納莞蕾のほか、岡山県出身の小野竹喬池田遙邨の日本画を収める。

所在地

  • 〒692-0623 島根県安来市広瀬町布部345-27

周辺情報


外部リンク