石川達夫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:BLP unsourced 石川 達夫(いしかわ たつお、1956年 - )は、専修大学文学部教授。専門はスラヴ文化論、ロシア・チェコの文学。
東京都生まれ。東京大学文学部卒業。カレル大学留学を経て、東京大学大学院人文科学研究科を修了。博士(文学)(東京大学・論文博士)。広島大学総合科学部講師・助教授、神戸大学大学院国際文化学研究科教授を経て、現職。
1995年、『マサリクとチェコの精神』でサントリー学芸賞および第4回木村彰一賞を受賞。
著書
単著
- 『チェコ語初級』(大学書林, 1992年)
- 『マサリクとチェコの精神――アイデンティティと自律性を求めて』(成文社, 1995年)
- 『チェコ語中級』(大学書林、1996年)
- 『黄金のプラハ――幻想と現実の錬金術』(平凡社, 2000年)
- 『プラハ歴史散策――黄金の劇場都市』(講談社[講談社+α新書]、2004年)
- 『チェコ民族再生運動――多様性の擁護、あるいは小民族の存在論』(岩波書店, 2010年)
共著
訳書
- ヴァーツラフ・ハヴェル『反政治のすすめ』(恒文社, 1991年)
- カレル・チャペック『マサリクとの対話――哲人大統領の生涯と思想』(成文社, 1993年)
- カレル・チャベック『チャペック小説選集(1)受難像』(成文社, 1995年)
- カレル・チャベック『チャペック小説選集(2)苦悩に満ちた物語』(成文社, 1996年)
- カレル・チャベック『チャペック小説選集(6)外典』(成文社, 1997年)
- カレル・チャペック『チャペックの犬と猫のお話』(河出書房新社[河出文庫], 1998年)
- T・G・マサリク『ロシアとヨーロッパ――ロシアにおける精神潮流の研究(1-3)』(成文社, 2002年-2005年)
- ヤン・パトチカ『歴史哲学についての異端的論考』(みすず書房, 2007年)
- ボフミル・フラバル『あまりにも騒がしい孤独』(松籟社, 2007年)
- ヨゼフ・シュクヴォレツキー『二つの伝説』(松籟社, 2010年)