ちびうさ

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テンプレート:Pathnav ちびうさは、武内直子作の漫画作品『美少女戦士セーラームーン』に登場する架空の人物。テレビアニメ版で声を演じた声優荒木香恵[1]

海外名はRini(リニ)。

人物

原作・テレビアニメの第二期から登場したキャラクター。ピンクの髪を月野うさぎと同じくシニヨン付きツインテールにセットしているが、シニヨンが尖っており、お団子とは言いがたい。

30世紀のクリスタルトーキョーにある月の王国シルバーミレニアムの王女で、ネオ・クイーン・セレニティとキング・エンディミオン(実は未来の月野うさぎと地場衛)の娘。「ちびうさ」というのはいわゆるあだ名であり、フルネームは「プリンセス・うさぎ・スモールレディ・セレニティ」といい、次代のシルバーミレニアムのプリンセスでもある。セーラープルートこと冥王せつなやお付きの猫であるダイアナや未来の両親からは「スモール・レディ」とも呼ばれる(ブラックムーンからは「Rabbit(ラビット)」と呼ばれている)。

30世紀のクリスタルトーキョーから、自分の母親の過去の姿でもあるうさぎ達のいる20世紀に時空を超えて来た。周囲にはうさぎの従妹とごまかしており、第三期からは区立十番小学校に通う。地球での名前は母同様「月野うさぎ」なのだが、周囲からは上記の通り「ちびうさ」と呼ばれている。

見た目は幼い少女だが、実は900年ほど生きている(原作で語られた設定だが、テレビアニメでは見た目どおりの年齢の可能性が高い)。変幻自在の未来アイテム「ルナPボール」を所持。これを使って、うさぎの両親や弟を洗脳して自分を「月野家の親戚の子」と認識させていた。またボールは弾ませることによって特殊な能力を発揮し、ルナPボールを様々な物に変えることができる(テレビアニメでは「ルナP変化」と掛け声をかける)。原作では登場当初、ボールを使って寂しさを紛らわしたり、ゲームセンターでゲームを操作したりしていた。テレビアニメでの登場当初はボールを介してセーラープルートと連絡を取り合っていた。

外見は母親似だが、うさぎとは違いしっかり者且つおませで少々生意気な性格。学校での成績も良く、テレビアニメでは度々うさぎをバカにしては喧嘩しているが、本当はうさぎが大好きで甘えん坊。衛のことは出会って間も無くすぐに懐いていた。未来の父親であることを知りながらも恋心に近いものを持っており、うさぎといつも衛を取り合い、二人が良い雰囲気の時は邪魔をすることもある。「ブラック・レディ」時代ではうさぎへの嫉妬からか、衛にキスをしたこともある。しかし、「デッド・ムーン編」でエリオスに恋をしてからはあまり二人の邪魔をすることは無くなった。

うさぎ同様、体が弱い土萠ほたるを励ましたり、命がけで彼女を守ろうとするなどといった心優しさも持っている。後にほたるとは同じ学校に通い、友好な関係を育んでいる。冥王せつなことセーラープルートとは未来で親しく、彼女のことを「ぷー」と呼んでいる。原作ではセーラームーンのように内部戦士のような仲間が欲しいと思うことがあり、後に彼女の守護戦士である「セーラーカルテット」が登場した。原作五期終盤では、彼女らと共にセーラームーンのピンチに駆けつける。

原作第五期では未来に帰った後もそれなりに出番があったが、テレビアニメ「セーラースターズ」での出番は極めて少なく、172話を最後に登場しない。そのため、原作ではちびちびに会っているが、アニメでは無関係[2]

主人公の月野うさぎは中学2年生であり周辺登場人物もそれに近い年齢設定だったが、このちびうさの登場によってなかよし読者層、特に小学校低学年女児の人気は一気に彼女へと傾いた。1994年になかよし誌上で行われたセーラームーンのキャラクター投票では、主役月野うさぎを抑えてちびうさが1位になったほどである(ただしこの集計では月野うさぎとセーラームーンなど変身前と後の人格を分けて集計している)。

プロフィール

  • 年齢:900〜902歳(原作。外見上は8歳)
  • 誕生日:母親(主人公)と同じく、6月30日
  • 誕生石:真珠
  • 星座:蟹座
  • 血液型:O型
  • 性格:かなりワガママ
  • 好きな色:赤、ピンク
  • 好きな食べ物:プリン
  • 苦手な食べ物:ニンジン(テレビアニメでは64話まで)、(テレビアニメ67話まで)[3]
  • 好きな教科:図工
  • 苦手な教科:国語
  • 趣味:うさぎのグッズ集め
  • 特技:おねだり
  • 苦手な物:お留守番
  • 将来の夢:レディになること
  • 経歴:区立十番小学校

ストーリーへの絡み

初登場

原作では最初期の大ボス、クイン・ベリルとクイン・メタリアを倒した回の末尾ページで登場。平常時のうさぎと衛を銃(実はおもちゃ)で脅迫して『幻の銀水晶』を要求するというショッキングな展開を見せた。
テレビアニメ版では「R」前半2クールでのアニメオリジナルの「エイルとアン編」の後に登場。原作同様うさぎと衛の前に現れ、その後うさぎの家族をルナPボールの力で洗脳して月野家の従妹と名乗ってうさぎの家に居候することになる。

過去へ来た経緯

30世紀のクリスタル・トーキョーがブラックムーン一族の襲撃を受けた際、ネオ・クイーン・セレニティやセーラー戦士の助けを借りて20世紀の世界へ逃げてきた[4]。実はクリスタル・トーキョーが攻撃を受けたのは彼女が母のまねをして『幻の銀水晶』を手に取ろうとして誤って『幻の銀水晶』を消失させてしまった[5]ためであり、このこととネオ・クイーン・セレニティが自分を庇って(原作では、探してパレスから出たところを)攻撃されクリスタルに包まれる瞬間を目撃したことがちびうさの大きなトラウマになっていた。
登場当初は『幻の銀水晶』を探していた[6]が、それは『幻の銀水晶』の力で母を救おうと考えていたためであった。後にうさぎ達がセーラー戦士に変身するところを目撃し、自分の友達になってくれたうさぎやレイ達がいつも自分を助けてくれるセーラー戦士であることと同時にうさぎが『幻の銀水晶』を持っていたことを知り、母を助けるために『幻の銀水晶』が入ったうさぎの変身ブローチを勝手に持ち出して未来へ帰ろうとしたが、結局失敗に終わり、その際ちびうさを助けようとしたうさぎ以外の四人のセーラー戦士がルベウスに捕まるという事態を招いてしまう。その後、ちびうさはセーラー戦士達が捕まったことに責任を感じ、うさぎがルベウスのUFOに乗り込んだ際に自分も一緒についていき、UFOの制御装置である邪黒水晶を破壊するという活躍を見せた[7]

ブラック・レディ

その後、ちびうさはうさぎ達と共に30世紀の世界へ戻ったが、うさぎの『幻の銀水晶』の力でもネオ・クイーン・セレニティが目覚めないのを知ってショックを受け、クリスタルパレスの外へ一人で飛び出してしまう。その際にワイズマンと遭遇、彼が仕掛けた罠にはまって自分の心の闇(前述の銀水晶を消失させてしまった事件)につけ込まれて記憶を歪められ、「自分は誰にも愛されていなかった」と思い込まされてしまう。洗脳されたちびうさはワイズマンの力によってうさぎたちの年齢を少し上回る大人の姿に変身させられ、ブラック・レディと名乗り、ブラック・ムーン一族の新たな幹部となってセーラームーン達の前に立ちはだかることになる。その後は自ら世界を滅ぼすために動き、また洗脳されてセーラー戦士を憎むよう仕向けられていたためにセーラー戦士達にも敵意を向けていたが、最終的にセーラームーンとタキシード仮面の説得で本当の記憶を取り戻し、救出された。

原作ではワイズマンに洗脳される経緯が異なっており、彼女が未来にいた頃の出来事が原因とされ、その出来事が描かれている。未来にいた頃のちびうさは、額に月の印(プリンセス・セレニティやネオ・クイーン・セレニティの額にある三日月形の金色の印)がない、クイーンのような力がないなどの要因により「クイーンに似ていない」「偽の王女だ」と周囲の人々にいじめられ、孤独な日々を送っていた。そしてある日同年代の子供たちにいじめられた際、「プリンセスなら『幻の銀水晶』が使えるはずだ」と言われたことがきっかけで母の『幻の銀水晶』を持ち出したためにブラックムーン一族のクリスタル・トーキョー襲撃を引き起こしてしまったことが語られる。その際にセーラープルートとの出会いも語られており、彼女とはいじめっ子に追いかけられていたとき偶然出会い仲良くなった。しかし、物語後半でそのプルートがキング・エンディミオンとの会話でちびうさに見せたことのないような笑顔を見せていたことにショックを受け、その結果「自分の居場所はどこにもない」と絶望してしまう。
プルートのいる時空の門から荒れている時空へ飛び出した際に時空の鍵を落とし、その先でワイズマンに遭遇。前述した「自分の居場所はどこにもない」という絶望につけ込まれてブラック・レディに変身する。その後、時空の鍵を持たず姿を消したちびうさを探していた衛を捕まえて洗脳し、ワイズマンに操られたデマンド・サフィール兄弟と共にクリスタルトーキョーを襲撃、洗脳した衛を使ってうさぎの持つ『過去の幻の銀水晶』を奪う。しかし、その直後に自身の持っていた母の『未来の幻の銀水晶』と『過去の幻の銀水晶』とをデマンドに奪われてしまう。最後は2つの『幻の銀水晶』を接触させて世界を消滅させようとしたデマンドを止めるため、禁忌とされていた時間停止を行使したプルートが絶命したのを目の当たりにしたことで洗脳が解けて元の姿に戻り、その際に自分の『幻の銀水晶』の封印が解かれセーラー戦士に変身し、それが母を目覚めさせるきっかけになった。

その後

未来での事件が終わった後は一度30世紀へ帰って行ったが、「S」(原作では第2部ラスト近く)の後半より、ネオ・クイーン・セレニティに「真の友達探しとセーラー戦士の修業」の課題を与えられ、再び20世紀へ戻って来る。少し成長したちびうさは、自らの『幻の銀水晶』をブローチに納め、セーラー戦士見習いセーラーちびムーンに変身し、戦いに加わることになる。また変身すると少しだけ身長が伸びるという設定がある[8]

「SuperS」では準主人公で、ちびうさとペガサスの交流がストーリーの中軸となっている。このシリーズではうさぎ同様スーパーセーラーちびムーンへと成長を遂げ、変身・登場のバンクシーンもうさぎと1セットになっている。

4部終了で再び未来へと帰るが、原作5部のラストではさらに成長を遂げて、自分の守護戦士であるセーラーカルテットと共にうさぎを助けに現代にやってくる。

セーラーちびムーン

を守護星に持つ未来の戦士[9]

セーラー戦士見習い。テレビアニメでの必殺技は威力と射程に欠け、しかもしばしば不発である。セーラームーンと同様、お団子についたパレッタに音波増幅器を内蔵。セーラー戦闘服はピンク色メインで、胸前と後腰のリボンは赤色。決め台詞は「愛と正義のセーラー服美少女戦士見習い、セーラーちびムーン! 未来の月に代わってお仕置きよ!」。イメージカラーはピンク色。

スーパーセーラーちびムーン
セーラームーンと同じくペガサスのパワー[10]を受けてパワーアップする姿。スーパーセーラームーンと同じくブローチが2つになり、リボンや肩の部分など変わった。スーパーセーラームーンの協力者のような役割。
プリンセス・レディ・セレニティ
原作の第4期末で新しい聖杯が誕生した時に変化したプリンセスとしての姿。セーラープリンセスの城として「30世紀のクリスタル・パレス」を持っている。コスチュームの基本カラーはピンク色で、プリンセス・セレニティのドレスより可愛らしいデザイン。30世紀に戻った際も着用している。
エターナルセーラーちびムーン
原作4期末にてエターナル化した姿。胸のブローチなどが星形になる、肩のプロテクターが円形になる、スカートが二重になる、ブーツが白色になる等、コスチュームが変化した。コスチュームが劇的に変わったエターナルセーラームーンとは異なり、エターナル化した他の太陽系セーラー戦士と同様の姿となっている。

アイテム

  • ルナP・ボール
    • ルナの頭を模した様なデザインの球。額部分にアンテナがついており、テレビアニメではこのボールを地面で鞠のように弾ませて「ルナP変化」を発動させる(原作では弾ませた際に、傘を取り出したりしている)。また、テレビアニメ版ではプルートと通信できるようになっていた他、ブラックレディになった際にもルナPボールを操り、様々な攻撃を繰り出していた。
  • 時空のカギ
    • 時空の門を開くための鍵。原作では元々セーラープルートが持っていたが、過去に渡る際にプルートの腰についているチェーンから強引に取り、母の『未来の幻の銀水晶』と共に持っていた。
  • プリズム・ハート・コンパクト
    • 初登場時にちびうさが持っていた変身ブローチ。原作ではピンク・シュガー・コンパクトという名前。
  • ピンク・ムーン・スティック
    • ちびムーンが必殺技発動に使用するロッド。原作第三期ではルナP・ボールを変化させた武器。
  • ちびムーン・カレイド・スコープ(劇場版・原作第4期)
    • 原作第四期と劇場版でちびうさが使用した武器。スーパーセーラームーンの武器「ムーン・カレイド・スコープ」と同じもの。
  • ディープ・アクア・ミラー(原作第四期前半)
    • セーラーネプチューンのタリスマン。外系戦士たちが一度離れる際、みちるがちびうさに手渡した、彼女が帰ってくる約束のしるし。返す際に何故か「サブマリン・ミラー」と唱えている。
  • ちびムーン・コンパクト
    • 第四期でちびうさが使用する変身ブローチ。
  • クリスタル・カリヨン
    • ちびうさがペガサス(エリオス)からもらったベル。ハート型のリングに鐘形の鈴がついた形をしており、テレビアニメ版ではペガサスの力を受けたピンク・ムーン・スティックが変化したアイテム。スーパーセーラームーンが必殺技を使う際にはこれを鳴らしてエリオスを呼ばなければならない。また、ピンク・シュガー・ハート・アタックを繰り出したこともある。原作では手のひらにすっぽり収まるサイズの鈴で、名前は出てこない。また、ちびうさがエリオスを呼ぶときに使うのが基本だが、エリオスの側から鳴らしたこともある。また、必殺技の発動には関与しない。
  • スタリオン・レーヴ(テレビアニメ第四期より)
    • ペガサスと交信できる道具。
  • 幻の銀水晶(ピンクムーン・クリスタル)
    • ちびうさのセーラークリスタル。原作4期末で太陽系のセーラー戦士たちがはじめてエターナル化した時に、それぞれのセーラークリスタルが星型に変化した際、『幻の銀水晶』も変化してちびうさ固有のクリスタルになった。能力解放時の姿はシルバームーン・クリスタル(幻の銀水晶)と同じ蓮の花のような形であったが、新装版以降は牡丹の花のような花弁が波打った形状に変更になっている。

変身呪文

  • ムーン・プリズムパワー! メイクアップ!
  • ムーン・クライシス! メイクアップ!(第4期)
    • テレビアニメ版ではムーンと共に変身し、変身バンクもうさぎとセットになっているが、原作では単独変身が可能。
  • ピンクムーン・クリスタルパワー! メイクアップ!(原作第4期末〜第5期)

セーラーちびムーンの必殺技

  • 超音波攻撃(テレビアニメ第四期にセーラームーンと共に一回のみ使用)
  • ムーン・プリンセス・ハレーション(原作第二期より)
    • 母のムーン・ロッドを借りて、セーラームーンと共に攻撃した技。
  • ピンク・シュガー・ハート・アタック(原作・テレビアニメ第三期より)
    • 原作では、ロッドの先端からエナジー(番外編では「ピンクの砂糖」と語っている)を放つ技であり、威力は若干低いものの、他の戦士同様に浄化技になっている。新装版では無数のハート形のエナジーを放つ技。
    • テレビアニメでは、ピンク・ムーン・スティックの先端の飾り、またはクリスタル・カリヨンからピンク色のハート形の連なったエネルギーリングを一直線に飛ばして敵に当てる技。他のセーラー戦士の技と違って浄化技では無く、物理的攻撃(リングで敵に打撃を与える技)であり、「重力の影響からか、相手に届く前に落ちる」「肝心な時に出ない…かに見えたが突如暴発して自分に当たりそうになる」など使いこなせておらず、当たったとしても多少痛い程度で大したダメージにはならないため、そのポジションはギャグ的要素な技である。
  • 虹色双月心激(レインボー・ダブルムーン・ハート・エイク。スーパーセーラームーンとの合体技。原作第三期末)
  • トゥインクル・エール(一角天馬召喚。原作・テレビアニメ第四期より)
    • クリスタル・カリヨンの鈴を鳴らすことによって、一角天馬(エリオス)を召喚する技。テレビアニメではちびムーンの「お願いペガサス!みんなの夢を守って!」の掛け声と共にエリオスを召喚しないとスーパーセーラームーンが必殺技を使うことが出来ないので、非常に重要な技となっている。
  • ムーン・ゴージャス・メディテイション(原作第四期・劇場版SuperSより)
    • ムーンのものと同じ技。
  • ムーン・クライシス・パワー(テレビアニメ第四期第38話のみ)
    • ちびムーンがみんなの夢の力を蓄え、ゴールデン・クリスタルのパワーを解き放つことで、激しい金色の閃光波を放出し、ネヘレニアの力を奪う。
  • ピンクシュガー・タキシード・アタック(タキシード仮面との合体技。原作「かぐや姫の恋人」より)
  • ピンクレディース・フリージング・キッス(セーラーカルテットとの合体技。原作第五期より)
  • スターライト・ハネムーン・ダブル・セラピー・キッス(ムーンとの合体技。ミュージカル、原作「ヒミツのハンマープライス堂」より)

ブラック・レディ

ちびうさが第二期終盤でワイズマンに洗脳され、ブラックムーン一族の幹部になった姿。ワイズマンから与えられたダークパワーの影響で急成長して成人女性の姿をしている。容姿はちびうさの母でもあるうさぎに酷似しているものの目つきは冷たく、黒いドレスとピンクの羽衣のような布をまとっている。また、額にブラックムーン一族と同じ、上下反転した黒い三日月のマークがある。
テレビアニメ版ではワイズマンに洗脳された影響で記憶を歪められ、「自分は誰からも愛されていなかった」と思い込んでいる。そのためにセーラー戦士達を強く憎んでおり、彼女達に積極的に攻撃を加えていた他自ら世界を滅ぼすために動いていた。

主な能力として強いダークパワーを操ることができるほか、ちびうさだった時と同じようにルナPボールを様々な物に変化させて攻撃することができる。

ゲーム「Another Story」ではヘル・デスティニーに運命を変えられたことでちびうさとは異なる存在になり、シャーマン・アプスーの配下としてセーラー戦士たちの前に現れる。

脚注

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  1. 荒木は第44 - 50話まで三石琴乃の代役としてうさぎ役で出演した。
  2. ただし、ちびちびの性格を見たうさぎが「ちびうさとは大違い」と発言するシーンがある。
  3. 初めはレイから好き嫌い禁物と言われた後レイと衝突が生じたが、魚嫌いを克服。
  4. 原作では、セーラープルートから時空の鍵を奪って20世紀の世界へ「最強の戦士」と父から聞かされていたセーラームーンに助けを求めてきた。
  5. 実際には『幻の銀水晶』は消えておらず、ちびうさの体の中に宿っていた。原作では銀水晶を持ち出しており、ネックレスにして所持している。
  6. 原作では最初からうさぎが銀水晶を持っていることを知っており、密かに狙っていた。その後テレビアニメ版の展開同様銀水晶を勝手に持ち出し、未来へ帰ろうとするが失敗する。
  7. 原作では、美奈子以外の戦士達が1人ずつルベウスに捕らわれていく中で次第に警戒心を解き、時空の鍵を利用してうさぎ・衛・美奈子と共に未来へ戻った。
  8. 「美少女戦士セーラームーン設定資料集」より。
  9. 「美少女戦士セーラームーン ANOTHER STORY」取扱説明書より。
  10. 原作では「セーラームーンと一緒に戦うための力」を欲した祈りが届いて2つ目の聖杯が誕生、セーラームーンのスーパー化と同時に戦士達の力を受け取っている。