心斎橋筋商店街
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心斎橋筋商店街 (しんさいばしすじしょうてんがい)は、大阪市中央区にあるアーケード商店街。
歴史は古く、18世紀半ばに「呉服屋松屋」(今の大丸)が店を出した頃には、当時の心斎橋周辺に商店がいくつも集まり、すでに買い物の町として形成されていた。その後江戸期を通して、日本中の物資が集まる大坂における小売の中心的役割を果たしてきた。
明治・大正期には、大阪の発展とともに心斎橋周辺も繁栄し、「東の銀座、西の心斎橋」と並び称され、銀座をそぞろ歩く銀ブラに対して心ブラという言葉が生じた。 現在では、マスコミの東京一極集中などの結果、全国的な知名度もそれほどなくなっているが、大阪では、一番のブランド力のある商店街であり、特にファッション関係では、ここに店を出すことがステータスとなるといわれている。