白鷹町
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テンプレート:Infobox 白鷹町(しらたかまち)は、山形県の中部にある人口約1万5千人の町。
目次
地理
町の中央を南北に最上川が流れ、白鷹山などの白鷹丘陵と葉山などの朝日連峰に東西を囲まれている。南隣の長井市と連続した盆地にあり、稲作が盛んに行われる。鉄道路線や道路網も長井市と緊密に接続している。鉄道路線は、第三セクターの山形鉄道が走り、終点となる荒砥周辺に高等学校や中央公民館、役所や消防署などの町の機能が集中している。
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い西置賜郡荒砥村、白鷹村、東根村、鮎貝村、蚕桑村が成立。
- 1890年(明治23年)12月3日 - 荒砥村が町制施行して荒砥町となる。
- 1892年(明治25年)6月1日 - 十王村が白鷹村より分立。
- 1954年(昭和29年)10月1日 - 荒砥町、鮎貝村、東根村、白鷹村、十王村、蚕桑村の1町5村合併、白鷹町誕生。
- 1955年(昭和30年)10月10日 - 西村山郡朝日町の針生地区を編入。
行政
- 町長 佐藤誠七(2期目)
財政
平成18年度
- 財政力指数 0.26 ( 全国市町村平均 0.53 ) 財政力が非常に弱い
- 経常収支比率 92.6%
- 標準財政規模 50億1200万円
- 一般会計歳入 73億9400万円
- 一般会計歳出 70億8100万円
- 人口一人当たり人件費・物件費等決算額 12万3919円 ( 全国市町村平均 11万6701円 )
- 人口一人当たり職員数 8.90人 ( 全国市町村平均 7.82人 )
- 人口一人当たり地方債現在高 63万3399円 (普通会計分のみ)
- ラスパイレス指数 94.2 (全国市町村平均 93.9 )
- 実質公債費比率 23.7% ( 全国市町村平均 15.1)
地方債等の残高
- 1 普通会計分 103億8800万円
- 2 上記以外の特別会計分 85億3200万円
- おもな内訳 公共下水道事業会計分 29億7300万円 特別環境保全公共下水道事業会計分 13億0900万円
- 3 関係する一部事務組合等の地方債(企業債)現在高 90億7100万円
- おもな内訳 置賜広域行政事務組合分 79億5300万円 西置賜行政組合 11億1800万円
- 1~3の地方債等の残高合計 279億9100万円
- 町民一人当たり地方債等の残高 170万6768円
- 注 過疎債、特例債などについては返済財源の約7割ほどが地方交付税となっている(つまり約7割は国が返済する地方債である)
町民憲章(昭和54年11月3日制定)
私たちは、白鷹山と最上川にはぐくまれ、長い歴史と伝統に生きる町民です。誇りと責任をもって郷土の発展につくします。
1 豊かな自然を生かし魅力ある美しい町をつくります
1 仕事にはげみ活力ある産業の町をつくります
1 たがいに助け合い思いやりのある楽しい町をつくります
1 進んで学び健康につとめ文化の町をつくります
1 きまりを守り信頼を深め住みよい町をつくります
経済
産業
- 主な産業
- 産業人口
伝統
- 白鷹紬
- 深山和紙
- 獅子舞
郵便局
- 荒砥郵便局(集配局)
- 鮎貝郵便局
- 浅立郵便局
- 蚕桑郵便局
- 白鷹簡易郵便局
- 畔藤簡易郵便局
金融機関
姉妹都市
地域
人口
健康
町立の白鷹町立病院がある。白鷹町立病院は、内科、外科、整形外科からなり、2004年(平成16年)10月1日より全館禁煙となっている。町の主要な道路である国道287号付近にあり、目につきやすい概観から町のシンボルとして親しまれている。
教育
※平成26年度で東中学校、西中学校の両校は閉校。平成27年度に、東中学校と西中学校の統合中学校である白鷹町立白鷹中学校が開校する。
社会教育
- 白鷹町立図書館
- 白鷹町の中央公民館内にある。蔵書は約3万7千冊(2004年・平成16年)
交通
空港
鉄道路線
路線バス
- 山交バス
- 住民混乗スクールバス
道路
観光ほか
出身有名人
- 佐野利器(帝都復興院理事・建築局長)
- 佐藤文隆(宇宙物理学者)
- 小形雄二(アルタミラピクチャーズ専務)
- 田勢康弘(政治ジャーナリスト、日本経済新聞コラムニスト、早稲田大学大学院公共経営研究科客員教授)
- ママチャリ(ぼくたちと駐在さんの700日戦争の原作者)
- 芳賀秀次郎(教育者、歌人)